元タカラジェンヌのヨガ講師・舞名里音さんの【美痩せ習慣】日課はウォーキングやサイクリング
インストラクターやモデルなど“美と体に関わるプロ”が実践するメンテナンス術をマネして自分磨きに取り入れたい!今回は、元タカラジェンヌで、現在はヨガやバレエのインストラクターを務める、舞名里音さんが登場。
「ヨガで行うコンディショニング」をテーマに屋外の様々なシチュエーションで非日常のヨガを体験できる、フィットネスジム「TIPNESS(ティップネス)」のヨガイベント「YogaTrip」。
6月23日にお台場・夢の広場で行われた初の「Parksession」イベントでは、舞名さんがスペシャルセッションを担当した。
宝塚劇団在団中にヨガと出合い、すぐにとりこになったという舞名さん。
「いろいろなことがうまくいかないタイミングがあって…。
その時にやっぱり自分の大好きなことを仕事にして働きたいと思い、ヨガインストラクターの資格を取りました」と語る。
最近では、企業でヨガ講師を務めることも多く、ヨガ初心者の人でも楽しめるレッスンを心がけているそう。
女性らしいしなやかなスタイルや、爽やかな笑顔が印象的な舞名さんは、一見20代に見えるけれど、実は38歳! その若さや輝きはどこからきているのか、美をキープするための【美痩せ習慣】を聞いた。
* * *WORKOUT/ウォーキングやサイクリングで日常的に体を動かすインストラクターのお仕事以外にも、なるべく体は動かすようにしています。
走るよりは歩くことが好きなので、家の周りをウォーキングすることが多いかな。
お気に入りの音楽やラジオを聴きながら、1時間くらいは歩きますね。
いろんなルートを持っているので、その日の気分によって変えています。
ロードバイクでサイクリングすることもあります。
サイクリングはもともと通勤のために始めたのですが、すごく気持ちよくて、運動習慣として取り入れるようになりました。
ほかに、ピラティスで体をほぐす日を作ったり。
ずっと同じことをするよりは、「今の自分にはコレ!」というものを選び、バランスよく体を動かすようにしています。
あとは、日常生活の中で“ながら運動”を取り入れるようにしていますね。
通勤の時に、エレベーターではなく階段を使ったり、下腹部にある丹田(たんでん)を意識して姿勢よく歩くように心がけています。
丹田を意識するコツは、腸腰筋を意識して、背骨をまっすぐにするようなイメージです。
ゆっくりと呼吸を意識することもオススメです。
鼻から吸って口から吐いたり、鼻から吸って鼻から吐いたり。
それだけでもカロリーが消費されますし、基礎代謝も上がりますよ。
ほかには、指を使った“ながら運動”もよく取り入れています。
指は全身の各器官や臓器に対応している反射区で、刺激することで内臓の働きや体がもともと持っている機能が活性化されるんです。
爪のあたりは首と通じているので、首周りが凝っていると感じたら、指の先を揉んでみてください。
また、手のひらを下に向けて、息を吸って吐きながら、反対の手を使って中指を後ろに反らします。
それを何度が繰り返すと、肩甲骨や肩回りが楽になりますよ。
これは右左どちらでもいいし、片方だけでも大丈夫。
念入りにしたかったら両方試してみてください。
どこでも簡単にできるので、仕事の合間などにオススメです。
FOOD/食事は1日4、5回に分けて摂る昨年スリランカに行った時に、現地の方から「日本人は、栄養を吸収する力が他の国の人に比べて少ないから、細かく分けて食べるようにしたほうがいい」というアドバイスをいただいたんです。
それから1日4、5回くらいに分けて、食事を摂るようにしています。
ちょっとお腹が空いた時に1食分の半分を摂るようなイメージで。
1回の食事量を少なくすることで、しっかり消化されている気がしますね。
またデトックスのために、白湯は必ず飲みます。
歯を磨くみたいに日々のローテーションに組み込み、毎朝、欠かさずにやかんでお水を沸騰させた後、温度が少し落ち着いたものをいただいています。
本当は何分間か沸騰させるなどルールもありますけど、そこにはこだわらず、無理せず気軽に続けられるようにしています。
白湯を飲み始めたのは、ヨガのインストラクターとして働き始めてからなんです。
アーユルヴェーダなど、「いいな」と思うのは積極的に取り入れるようにしています。
ちなみに、食事をこまめに分けて摂り、白湯を飲むようになってからは、体の不調が少なくなりました。
昔の写真を見ると、パンパンにむくんでいてビックリしちゃいます(笑い)。
あと、基本的には旬の物や野菜を摂るようにしていますが、「気にしすぎないこと」も心がけています。
食べたい物は食べるし、お酒も飲む。
飲みすぎないように意識はしますが、食事に合わせてワインや日本酒、ビールなど、好きな物を楽しむようにしています。
でも、お菓子はちょっとだけ控えるようにはしていますね。
サツマイモなど野菜の甘みで、甘い物への欲求を満たすようにしています。
宝塚にいた頃は食事面をすごく気にしていたのですが、それがストレスになって、かえって痩せたくても痩せられなかったんです。
今はストレスフリーで、それがより健康的な身体につながっているのかなとも思います。
BODY&MIND/体調によってアロマを使い分け普段の生活では、リラックスできるようにアロマを取り入れています。
眠れない時はラベンダー、鼻の通りが悪い時にはユーカリなど、コンディションによっていろいろな香りを使い分けていますね。
仕事ではなく趣味として、アロマヨガをすることもありますよ。
また、インテリアにもこだわっていて。
間接照明にしたり、好きな音楽をかけたり、リラックスできる空間作りは意識しています。
あと大事にしているのは、睡眠。
深夜0時前には寝られるように準備して、7時間は睡眠時間を確保するようにしています。
副交感神経が優位になると寝つきがよくなってぐっすり眠れるので、寝る前に耳のマッサージをして、体を落ち着かせてから寝るようにしています。
撮影/小山志麻今回のスリム美人:舞名里音さんまいな・りおん。
2000年に宝塚歌劇団入団。
花組へ配属。
在団中にヨガと出合い、ヨガをした後のすっきりとした心地よさが好きで、多くの方にこの気持ちよさを味わってほしい、笑顔を増やしたい!という想いでヨガインストラクターとして活動する。
現在はYMCメディカルトレーナーズスクールにてヨガ講師を務め、インストラクター輩出に全力を注ぎながらイベントやオフィスヨガなどでも活躍。
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