”マッサン女優”シャーロットさん「毎日、水4L、炭酸水1Lを飲んでます」【美痩せインタビュー】
女優にとって、美ボディを保つことは欠かせない”仕事”のひとつ。
そんなプロフェッショナルの美しさの秘訣に迫ります!9月21日公開の『食べる女』は、年齢も職業も、恋愛に関する考え方や生き方も異なる8人の女性たちの物語。
小泉今日子をはじめとする豪華女優陣の夢の共演が注目される中で、唯一の外国人女性として出演しているのが、シャーロット・ケイト・フォックスさんだ。
シャーロットさんは、2014年の連続テレビ小説『マッサン』(NHK)で、玉山鉄二演じる“マッサン”こと、亀山政春の妻エリー役を好演。
連続テレビ小説史上初の外国人ヒロインとして、お茶の間に愛された。
そんなシャーロットさんに、気になる【美痩せ習慣】をうかがうと、チャーミングな笑顔を浮かべながら、丁寧な日本語で答えてくれた。
* * *FOOD/玄米サラダ&手作りスープで野菜をチャージ私の故郷であるサンタフェ(アメリカ・ニューメキシコ州)は、ヴィーガンやベジタリアンの人が多く、みんな野菜をたくさん食べるんです。
新鮮でおいしいし、日本に比べて値段も安いんですよ。
だから、食事は野菜中心。
オーガニックの野菜とフルーツを毎日食べています。
たんぱく質も大事なので、豆や豆腐も毎日とるようにしています。
私が普段よく作るのは、“玄米サラダ”。
ボウルに玄米、アボカド、ブロッコリー、ほうれん草を入れて、オリーブオイルと塩であえるだけ。
とってもシンプルで簡単でしょ? 食物繊維やミネラルが豊富な玄米と野菜を一緒にたっぷり摂れるんですよ。
映画『食べる女』では、料理が苦手な外国人の妻を演じましたが、私自身はオーブン料理が好きで、クッキーやパンをよく作ります。
秋や冬の定番は、野菜たっぷりの具だくさんスープ。
大きなずんどう鍋にいろいろな野菜を入れて8時間コトコト煮込むと、夜にはフレッシュなスープができます。
煮込むだけで簡単なので大量に作っておいて、2~3日かけてゆっくり食べ切る。
野菜をいっぱい消費できて体も温まるので、これからの季節に大活躍するメニューです。
肉は、1週間に1~2回は食べるように心がけています。
実は、焼肉が大好き! 食べる時はロースや赤身など、脂が少なめのものを選ぶようにしています。
最近はヘルシーなしゃぶしゃぶもお気に入りですね。
他にも、日本の食材でよく食べるのはこんにゃく。
ヌードル状になったものを、オリーブオイルで炒めて、生パルメザンチーズをかけて食べると、もう最高! ぜひ、試してみてくださいね。
DRINK/いつも水を持ち歩いている水を飲むことはとても大事なので、いつもウォーターボトルを持ち歩いています。
1日4リットルの水を毎日飲みます。
日本だと「えーっ! そんなに飲むの?」って、よく驚かれるけど、アメリカでは普通なんですよ。
炭酸水も大好きで、1日1リットルは飲んでいます。
レモンやいちごなどのフルーツを混ぜると、おいしくてGood♪ 食事の前に飲むとお腹がいっぱいになります。
私は水と炭酸水を1日ずーっと飲んでいるから、そんなにお腹がすかないのかな(笑い)。
お酒は焼酎とホッピーが好き。
ビールも好きなのですが、糖質やカロリーが気になるのでできるだけ我慢しています。
その点、ホッピーは低カロリー、低糖質、プリン体もゼロなので、気に入っています。
BODY&MIND/ヨガで気持ちをコントロール以前はホットヨガに行っていましたが、今年の夏は暑過ぎたので、今はジムでランニングをするように。
日本に来る前、1年半くらいヨガのインストラクターをやっていた経験があり、今も自宅で毎日45分ほど、ヨガで体を整えます。
仕事で連日ホテルに宿泊する時や、海外で時差ボケしてしまった時など、トラブル気味の時でも、ヨガをやると体と気持ちが整うので、とても助かっています。
スーッと気持ちを落ち着けることができ、心が穏やかになるんですよ。
SLEEP/ジャスミンの香りに包まれて、耳栓でぐっすり私にとって睡眠はとても大事で、普段からできるだけ多く眠るようにしています。
目安は8時間。
しっかり睡眠をとると、翌日の体調が全然違いますね。
『マッサン』の撮影の時はとても忙しかったのですが、撮影現場にセットの家があり、ベッドもソファも備えてあったので、いつでもどこでも眠れました(笑い)。
よく眠らないとせりふもちゃんと覚えられないので、当時は撮影の合間に疲れたらこまめに昼寝をしていたんです。
自宅では、睡眠の質をあげるため、寝室の環境作りを工夫しています。
まず、余計な電化製品や照明器具はベッドルームには置かない。
寝心地のよい枕とマットレスも新しく買いました。
寝る前はジャスミンの香りのスプレーをかけ、瞑想用の音楽を聴いた後に、耳栓をしてから眠ります。
…でも、たまに遅くまでネットドラマを見ちゃうこともあるんですけどね(笑い)。
MOVIE/“女性は強い”を教えてくれる映画©2018『食べる女』倶楽部私が演じたマチ(豆野・リサ・マチルダ)は、料理ができず、夫に浮気されて、異国の地で、1人でとても寂しい思いをする女性。
マチは映画の中にいて、私はここにいて…それぞれ別の人格なのですが、彼女の寂しさが私の心の中に入ってきました。
それが、いちばん大変でした。
『食べる女』という映画だけあって、“食べるシーン”がこの映画のキーワードになっています。
疲れ果てたマチに、美冬さん(鈴木京香演じる女将・鴨舌美冬)がおみそ汁を出してくれて、それを一口飲んだマチが「おいしい…」と伝えるシーンがあるのですが、その「おいしい」にはいろんな思いが詰まっているのだと感じました。
もしかしたら、マチにとって日本の生活の中で初めて心から親切にされた瞬間だったのかもしれない。
その「おいしい」はとても大事で、深い意味があったのだと思う。
そんな気持ちで、大切に演じました。
私は鈴木京香さんとのシーンが多く、いちばん一緒にいたのですが、京香さんはとてもおもしろくて、優しくて、すごくスパイシーな女性。
スクリーンを通すと、ますます魅力的に輝いて、でもそれって演技じゃない。
彼女の自然なありかたなんだと。
今回、そういった女性としての魅力も学びました。
©2018『食べる女』倶楽部小泉今日子さんは、いつもみんなを笑わせてくれて、一緒に演じるのがとても楽しかった。
今回は監督の撮影の手法で、せりふが終わってもカメラをすぐに止めないことがよくありました。
残念ながら作中には入っていないのですが、トン子さん(小泉今日子演じる餅月敦子)がマチに台所を見せてくれるシーンがあって、マチが「こんなの見たことない! 素敵!」って感激して言うと、「も〜、なに言ってんのよ〜。
こんなの、どこにでもある古いキッチンじゃない」と返してくる。
そんな風に、何気ない会話を続けていく。
そういった2人の掛け合いがとても楽しかったんです。
今回の映画を通じて感じたのは、“女性は本当に強い”ということ。
環境にかかわらず、すごく強い。
状況がどうであれ、みんなすごく強い。
この映画を見たすべての女性が、「自分はひとりじゃない、孤独じゃない」って、そう感じてもらえたらうれしいです。
作品紹介/『食べる女』©2018『食べる女』倶楽部雑文筆家で古書店を営む、料理とおいしいものが大好きなトン子(小泉今日子)、幼なじみでかわいい年下男子に目がない美人女将・美冬(鈴木京香)、料理下手なことがきっかけで離婚危機に陥る異邦人・マチ(シャーロット・ケイト・フォックス)、恋愛からは逃げ腰で、仕事と貯蓄が恋人の編集者・ドド(沢尻エリカ)、ぬるい恋人との関係に不満をもち、夢想するアラサー女子・多実子(前田敦子)、気付くといつも都合のいい女になっているが、めげずに恋に奮闘するあかり(広瀬アリス)、結婚という形式にとらわれず、元夫への愛を貫くバー手伝いの珠美(山田優)、別れた夫への執着を続ける、2児の母で耳のパーツモデルのツヤコ(壇蜜)。
そんな8人の自由な女たちが、それぞれの孤独を抱えながら、食べることを通じて、幸せの形を模索していく物語。
女の本音が満載。
本当に食べたいもの、本当にしたい恋愛とは?を問いかける。
2018年9月21日より全国東映系にて公開。
今回のスリム美人:シャーロット・ケイト・フォックスさん1985年8月14日生まれ。
アメリカニューメキシコ州出身。
NHK連続テレビ小説『マッサン』で、外国人で初のヒロインを演じ、人気を集める。
2019年大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』では、竹野内豊演じるストックホルム五輪日本選手団監督・大森兵蔵の妻・安仁子役で、初の大河ドラマ出演が決定している。
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