【バナナ酢】の作り方と効果とは?朝昼晩、食前に飲むだけでダイエットに!
バナナを漬けた酢を、朝・昼・晩、食前に飲むだけ。
おいしくて飲みやすくて、体重は楽々3kg減に。
しかも、高血圧予防にもなるというバナナ酢をご紹介しよう。
ダイエットに効果的なバナナ酢高血圧の予防、美肌にも効果的「昨年から、閉経をきっかけに更年期障害に悩まされるようになりました。
何をするにも体が重く、疲れや頭痛、ひどい肩こりにも悩まされるようになって…。
それに私、若い頃は細かったんですが、中年になってから体重が7kgほど増えてしまいました。
そのせいか、朝方の最高血圧が170、最低血圧が100と、高血圧の部類に入ってしまった。
それが、ある健康法を試してからたった1か月ほどで、上が120、下が70まで下がり、上は130を上回ることがなくなったんです。
3か月たつ頃には、51kgあった体重が48kgになり、体のだるさや疲れも解消していきました」こう語るのは、福岡県在住、食品輸入会社を経営する山口玲子さん(54才)。
彼女が実践した“ある健康法”とは、バナナを酢に漬けるだけで作れる「バナナ酢」だ。
料理研究家で、管理栄養士の村上祥子さんが解説する。
「バナナと酢は、健康・美容、どちらにも有効な万能食品。
バナナに豊富に含まれるカリウムは、むくみを取るだけでなく、高血圧の予防・改善にも効果的。
同様に、酢にも血流を促す作用があるため、高血圧予防には最適です。
長年、高血圧に悩む夫に飲んでもらったところ、降圧剤をのまなくても血圧は正常値まで下がりました。
用意する材料も、バナナ1本と黒糖、酢のたった3つ。
一晩で簡単にでき、飲みやすくておいしい。
そのまま飲んでもいいし、水や豆乳で薄めてもいいので、夫も飽きることなく、毎日続けてくれています」高血圧予防のほか、疲労回復やダイエットにも効果的だ。
「酢に含まれる酢酸は、脂肪や糖をエネルギーに変える仕組み『クエン酸回路』を活発化します。
この回路が活発になることで、筋肉中にたまった乳酸が分解され、疲労を取り除いてくれるのです。
乳酸だけでなく、体脂肪の分解も促すため、ダイエットにとても効果的なのです。
また、酢には糖の吸収を抑える働きもあり、食前にバナナ酢を大さじ一杯飲んでおけば、食べすぎを防ぎながら、食後の血糖値の上昇も抑えられます」(村上さん)バナナには、新陳代謝を促し、美肌作りに欠かせないビタミンB群も豊富に含まれている。
今すぐ簡単にできるバナナ酢で、今日からあなたも効果を実感してみては。
バナナ黒酢の作り方【材料、用意するもの】(450ml分)・バナナ100g(中サイズ1本分)・黒糖(粉)100g・黒酢200ml・広口瓶450ml 1本※黒糖、黒酢を同量の氷砂糖、リンゴ酢や米酢などに替えてもよい。
【作り方】【1】広口瓶に黒糖、黒酢を注ぎ、箸で混ぜて黒糖を溶かす。
【2】バナナの皮をむき、幅2cmの輪切りにする。
【3】【1】に【2】を加え、ふたをせず電子レンジ600Wで30秒加熱。
【4】3を電子レンジから取り出し、すぐにふたをして常温で12時間おいたら出来上がり。
※バナナは1週間で取り出す。
取り出したバナナは食べてもよい。
※電子レンジを使わない場合は常温で2週間おくだけ。
【飲み方・使い方】1日当たりバナナ酢大さじ2~3杯を目安に、そのまま飲んでもよいし、水やお湯、豆乳などで薄めて飲んでもよい。
朝・昼・晩の食事の前に飲むとより効果的。
※常温で1年間保存可能。
室温が30℃を超える場合は冷蔵庫で保存。
バナナ黒酢を開発した料理研究家の村上祥子さん※バナナ黒酢は、村上さんが開発、株式会社ムラカミアソシェーツの登録商標です。
撮影/矢口和也※女性セブン2018年10月18日号●内臓脂肪を減らし血糖値上昇もゆるやかに!酢のパワーを活かすレシピ5●血糖値上昇を抑える「酢」 ビタミンC破壊を止める効果も●【旬菜】お酢が脂肪の分解を助けてくれる「ぐるぐるピクルス」●中村アン、バナナの美容&健康効果にビックリ「こんなにいいこと尽くしとは!」●【オバ記者連載52】「ゆで卵&バナナ」朝食ダイエットで成果は出たのか?