お風呂で痩せるために!どんな入浴方法をすれば良い?

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手軽なダイエット方法として人気のお風呂ダイエット。

最近はシャワーで済ませてしまうという人も増えていますが、お風呂に入るだけで痩せるとしたらお風呂に入りたくなりますよね。

信じられないかもしれませんが、実際に正しい入浴方法を守れば、体をスッキリさせ、痩せやすい体になることもできると言われています。

そこで、お風呂ダイエットの方法とそのメリットについてご紹介しましょう。

お風呂ダイエットとは?お風呂ダイエットとは、その名の通りお風呂に入ることで痩せられるというダイエット方法です。

しかし、何も考えずただお風呂に入れば痩せられるというわけではありません。

痩せるための入浴方法を知り、実践することで、効果的にカロリーを消費できる他、基礎代謝を上げて痩せやすい体づくりができるというものです。

やり方によっては運動するよりも効率的なダイエットになりますので、ぜひ取り入れてもらいたいダイエット法です。

お風呂ダイエットのメリットには何がある?お風呂ダイエットは何となく健康に良さそうなイメージがありますが、実際にどんなメリットがあるのでしょうか。

お風呂ダイエットのメリット一覧・体が温まることで血流が良くなりやすい・基礎代謝が上がる・汗をかくことでデトックス作用が働く・リラックスできる・むくみ解消に繋がる・疲労回復いかがでしょうか。

ダイエットだけでなく、美容面でも健康面でも、たくさんのメリットがありますね。

入浴方法を少し工夫するだけでこれだけのメリットが得られるのですから、お風呂ダイエットはやってみないと損だと言えるでしょう。

入浴で基礎代謝が13%も上がる!?まず、入浴の効果の中でも見逃せないのは、基礎代謝が上がるという点です。

基礎代謝とは、起きて安静にしている状態で消費できるカロリーのことを言います。

この基礎代謝量+日常の歩行、運動、家事などで消費するカロリーを合計して、1日の消費カロリーが計算されます。

基礎代謝は加齢や運動不足などにより低下しやすく、また、一度下がると運動をしていてもすぐには上がっていきません。

しかしこの基礎代謝は、体温を上げることで向上させることが可能です。

体温が1度上がると、なんと基礎代謝が13%も上がると言われているのです。

例えば基礎代謝量が1200kcal、つまり起きて何もせず安静にしているだけで1200kcal消費する体だとすれば、体温が1度上がって基礎代謝が13%上がることで、基礎代謝が1356kcalになります。

実際に1日で消費できるカロリーは、運動量にもよりますが、基礎代謝量よりも200~500kcal程度高いので、1500kcal~1900kcalほど摂取しても太らないということになりますね。

ダイエット中は食事制限で辛い思いをする人が多いのですが、1500kcal食べられるなら、それほど無理なく食事を楽しむことができるでしょう。

痩せるための正しい入浴方法を続けることで、普段低体温の人も徐々に体温が上がっていきます。

平熱が35度台の人は基礎代謝も低い可能性が高いため、36度台まで上げられるよう、入浴法を工夫してみてください。

お風呂ダイエットがオススメな人はどんな人?お風呂ダイエットは激しいスポーツなどとは違い万人にオススメできるダイエット法ですが、特に以下のような悩みを抱える人は、より効果を実感することができるでしょう。

・デスクワークや立ち仕事などで体がむくみやすい人・運動不足の人・冷え性の人・外食やコンビニ弁当が多い人・料理の味つけが濃い人・食べ物の好き嫌いが多い人・栄養バランスに気をつけているのに便秘がちな人・プレ更年期・更年期・閉経を過ぎた女性上記に1つでも当てはまる人は、基礎代謝が落ちており脂肪を溜め込みやすく、太りやすい体になっている可能性があります。

体のむくみやセルライトに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

今からでも改善は可能ですので、痩せるための入浴方法を取り入れていきましょう。

痩せる入浴方法とはそれでは実際、どんな入浴方法を取り入れれば、痩せやすい体づくりができるのでしょうか。

1つずつご紹介していきましょう。

高温反復入浴法お風呂ダイエットの中でも人気の方法が、高温反復入浴法です。

熱めのお湯に入ったり出たりを繰り返すことで、脂肪燃焼を促進することができます。

消費カロリーは、なんと300~400kcalほど。

ジョギングを30分しても200kcal程度しか消費できないと言われていますので、入浴するたけで1.5~2倍ものカロリーを消費できる計算になります。

また、高温反復入浴法は半身浴とは違い、短時間で効果を発揮しますので、忙しくて長時間お風呂につかることができない人にもオススメの入浴方法です。

【やり方】1.38度くらいのぬるめの温度に設定したシャワーを足からかけて、42度くらいまで徐々に温度を上げて体温を上げていきます。

2.42~43度に設定したお風呂に、胸のあたりまでゆっくりと浸かります。

1分間そのままの状態を保ちましょう。

3.ゆっくりと肩までつかります。

2~3分程度そのまま浸かってください。

4.お湯から出て、体や頭を洗うなどして休めます。

5.再度お風呂に入って肩まで浸かり、2~3分程度入浴します。

6.お湯から出てクールダウンします。

7.最後にお風呂に肩まで浸かって、2~3分そのままでいます。

8.水をかけて体を冷やして終了です。

高温のお湯に何度もつかることで、発汗を促進しデトックス効果が期待できます。

ただしのぼせてしまいそうになったら、すぐにお風呂から出るようにしましょう。

また、お風呂から出てクールダウンする際は、急に立ち上がるとめまいを感じることがあります。

危険ですので、ゆっくりとお風呂の淵に手をつけながら立ち上がるようにしてください。

中温半身浴法中温半身浴法は、ぬるめのお湯にゆっくりと浸かる一般的な半身浴法です。

体をゆっくりと温めることで血行を良くし、汗をかくことで代謝アップが期待できます。

高温反復入浴法とは違い長時間浸かりますので時間はかかりますが、高温ではないためのぼせにくいですし、リラックス効果も得ることができます。

時間のある時や疲れている時などに取り入れると良いでしょう。

【やり方】1.ぬるめの温度に設定したシャワーを足からかけ、温度を徐々に上げて体温を上げていきます。

2.38~40度くらいのお湯に浸かります。

半身浴ですので、お湯はみぞおちあたりまでになるよう少なめに設定してください。

3.そのまま20~30分程度ゆっくりと浸かります。

音楽を聴く、読書をするなどして入浴を楽しみましょう。

好きな香りのバスソルトを入れてリラックスするのもオススメです。

4.湯船から出て体や頭を洗いつつ、体を休めましょう。

5.再度入浴し、好きな時間だけリラックスしながら半身浴を楽しんでください。

ぬるめのお湯でも長く浸かることで汗をかき、デトックス効果が期待できるでしょう。

また、長時間お湯に浸かることになりますので、あらかじめ水を用意しておき、こまめに水分補給するようにしてください。

お腹のマッサージ中温半身浴法でゆっくりとお風呂に浸かっている間、マッサージをしてみるのもオススメです。

体温を上げた状態でしっかりと体をほぐすことで、リンパが流れて全身のむくみやだるさがスッキリすることでしょう。

また、硬くなっている脂肪をほぐすことで、体が細くなる効果も期待できます。

【やり方】1.右手の親指以外の4本の指先を、へその右下に当てます。

その上に左手を重ね、小さく「の」の字を書くようにほぐします。

2.へそを中心に、時計回りにほぐす箇所を変えて繰り返します。

6~8か所を目安にしましょう。

3.この動作を3周繰り返します。

4.みぞおちに両手を当て、片手ずつ交互に下腹部に向けてさすっていきます。

10回繰り返しましょう。

5.みぞおちに両手の親指を除く4本の指を当て、体の内側から外側に向けてさすります。

同じく10回繰り返してください。

6.脇腹に手を当て、脂肪を持ち上げるようにして体の内側に向けてさすります。

左右10回繰り返しましょう。

二の腕のマッサージ【やり方】1.右手で左手首の内側をつかみ、手首~脇の下にかけてさすり上げます。

2.これを10回繰り返し、5セット行いましょう。

反対側の腕でも同様に繰り返します。

顔のマッサージ1お風呂で肌が柔らかくなった状態で顔周りのマッサージをすることで、むくみ解消効果がある他、血行促進によって美肌効果も期待できます。

【やり方】1.鎖骨の上に手をおき、外側から内側に向かってさすります。

2.今度は鎖骨の下に手をおき、内側から外側に向かってさすります。

3.左右5回ずつ繰り返し、5セット行いましょう。

顔のマッサージ2【やり方】1.耳の下、首の側面に右手のてのひらを当て、頭をてのひら側に倒します。

2.その状態で息を吐きながら、首のリンパを10秒間押します。

3.息を吸いながら10秒かけてゆっくりと頭を戻します。

4.反対側も同様に行います。

左右5回ずつを5セット繰り返しましょう。

バストアップのエクササイズ1ダイエットをすると小さくなりがちなバストですが、お風呂で血行が良くなった状態でエクササイズをすることで、バストアップ効果が期待できます。

【やり方】1.右手の甲を上に向けた状態で、肩から水平に伸ばします。

2.お湯を前に押すようにして、左右交代しながら繰り返してください。

3.左右で1回とカウントし、10回繰り返しましょう。

バストアップのエクササイズ2【やり方】1.両手のてのひらを合わせて肘を張ります。

合掌のポーズから、肘を真横に伸ばすイメージです。

2.両手に力を入れて押し合います。

15秒力を入れたままキープしましょう。

3.これを10回繰り返します。

お風呂に入った後にするべきこと!効果的なお風呂ダイエットをするためには、入浴中だけでなく、お風呂から出た後の行動がカギを握ります。

お風呂に入った後、どのようなことをするべきなのでしょうか。

タオルやバスローブで汗を吸う高温反復入浴法や中温半身浴法で体を温めた後、すぐにパジャマに着替えるのはオススメできません。

お風呂から出た後も血行促進や発汗作用は続いており、パジャマを着ても汗だくになってしまいます。

バスローブに着替えるまたはバスタオルを巻くなどして、十分に汗を出しきり、その後着替えるようにしましょう。

常温の水を飲むお風呂でたくさん汗をかいたら、どうしても体の水分量が不足してしまいます。

入浴中も水を飲んだ方が良いですが、入浴後もしっかりと水分補給するようにしましょう。

また、暑いからと言って冷えた水を飲んではいけません。

せっかく体を温めて代謝をアップさせようとしているのに、一気に体が冷えて代謝を戻してしまいます。

また、急な温度差でお腹を下してしまうリスクもありますので、常温の水を飲むように心がけてください。

入浴直後に寝ないお風呂でしっかり体を温め、同時にマッサージやエクササイズなども行えば、体は交感神経が働き活発な状態になります。

この状態ですぐに寝ようとしても眠りが浅くなってしまい、結果的に疲れが取れなくなってしまいます。

就寝前はテレビやスマホを見ない方が良いというのと同じ原理ですね。

入浴後2時間ほど経てば、副交感神経が優位になってきますので、2時間待ってから就寝するのがベストでしょう。

でも、入浴後2時間ダラダラできるほど時間がない!という人も多いのではないでしょうか。

その場合は、1時間でも30分でも構いません。

スキンケアやストレッチなどをしながらリラックスし、ベッドに入るようにしましょう。

入浴後に食事を摂る入浴によって効果的に代謝を上げるなら、食事後に入浴するのではなく、入浴後に食事を摂る方が良いでしょう。

なぜなら、食事後は消化をするための時間が必要になるからです。

食後2~3時間程度は食事の内容が胃に残っている状態ですので、消化のために胃腸が働き続けています。

しかし食事の直後に発汗を促す入浴をすると、エネルギーが入浴のために使われるため、消化に使うエネルギーが足りなくなってしまいます。

結果、消化不良になったり、代謝が下がったりといったデメリットが発生するのです。

そのため、できれば入浴後に食事を摂るようにしましょう。

難しい場合は、食後最低30分以上空けてから入浴することをオススメします。

痩せるために正しくお風呂に入ろうこの記事ではお風呂ダイエットの効果と方法、注意点などをご紹介しました。

痩せるために毎日運動をするのはハードルが高いかもしれませんが、毎日入るお風呂なら、気軽に取り入れることができるのではないでしょうか。

お風呂をシャワーだけで済ませるなんてもったいない!ぜひ高温反復入浴法や中温半身浴法を取り入れて、リラックスしながら痩せやすい体づくりをしてみませんか?

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