空腹時は脂肪が燃焼するチャンス!有酸素運動は空腹時に行う方が良い?
空腹時はお腹が空っぽの状態なので、何に対してもやる気が出ないことがほとんどではないでしょうか?「腹が減っては戦ができぬ」という有名な言葉があるように、空腹時は力も出ないのでついゴロゴロしてしまいがちです。
しかし、この空腹時こそ脂肪が燃焼するチャンスとされています。
ではなぜ、空腹が脂肪を燃焼するチャンスとされているのでしょうか?また、脂肪燃焼に効果的とされている有酸素運動についても、脂肪が燃焼するチャンスとされている空腹時に行う方が良いのでしょうか?脂肪燃焼効率が高いのは「空腹時」脂肪を燃焼するためには、消費エネルギーを増やす必要があります。
消費エネルギーを増やすためには、運動が欠かせません。
しかし、運動するうえでは食事が必要不可欠となります。
食事をとらずに運動してしまうと、それこそ倒れてしまう可能性があります。
体についてしまった脂肪をしっかり燃焼させるためには、食事をとるなどしてあらかじめ力をつけておくことが重要になります。
食事はしっかりとってください。
脂肪燃焼のポイントとなるのは、食事後です。
食事をとってしばらく時間が経つと、もちろん人は空腹を感じるようになります。
空腹感は、血液中の糖分の量が減ったことを脳が完治することによって起こるものです。
このタイミングで運動することによって、体はさらに糖分を消費します。
しかし、血液中の糖分はすでに量が減ってしまっているので、体は自然と体脂肪を利用して足りないエネルギーを補おうとします。
これが、空腹が脂肪を燃焼するチャンスとされている理由です。
体が脂肪を使おうとするタイミングが空腹時と重なっているため、空腹時は脂肪が燃焼されやすくなっています。
https://news.ameba.jp/entry/20150516-290有酸素運動は空腹時に行う方が良い?空腹時は脂肪が燃焼するチャンスであるということが分かりました。
では、脂肪燃焼に効果的とされている有酸素運動についても、脂肪が燃焼するチャンスとされている空腹時に行う方が良いのでしょうか?結論から言うと、有酸素運動を空腹時に行うことによって、効率よく脂肪を燃焼することができるとは確実に言い切れません。
そう言える理由は、次の2つです。
体が脂肪と炭水化物の両方からバランス良くエネルギーを取り出そうとしている1つ目は、体が脂肪と炭水化物の両方からバランス良くエネルギーを取り出そうとしているからです。
先程も述べた通り空腹時は脂肪が燃焼するチャンスなので、空腹時の有酸素運動による脂肪燃焼とそれ以外の時間帯の有酸素運動による脂肪燃焼を比較すると、空腹時の有酸素運動による脂肪燃焼の方が効率が良いです。
しかし、ここで1つ注意しなければならないことがあります。
それは、体が脂肪と炭水化物の両方からバランス良くエネルギーを取り出そうとしているということです。
仮に有酸素運動中に高い割合で脂肪を燃焼することができたとしても、有酸素運動後はその割合が逆転して炭水化物からエネルギーを取り出そうとします。
その逆も然りで、有酸素運動中に高い割合で炭水化物からエネルギーを取り出していた場合、有酸素運動後は脂肪からエネルギーを取り出そうとして脂肪を燃焼することになります。
つまり、脂肪が燃焼されやすい空腹時に有酸素運動を行って脂肪を燃焼することができたとしても、有酸素運動後には体がバランスを考えて脂肪からではなく炭水化物からエネルギーを取り出そうとするということです。
https://workout-science.com/fasted-cardio/運動後も脂肪は燃焼し続けている2つ目は、運動後も脂肪は燃焼し続けているからです。
私達人間の体には、アフターバーン効果と呼ばれる効果がついています。
アフターバーン効果とは、運動や筋トレを行ったことによって心拍数が上昇し血液の循環が促進されると、代謝活動が活発化した状態が数時間程度続く効果のことをいいます。
つまり、運動や筋トレが終わった後でも、体がカロリーを消費することができる状態になっているということです。
アフターバーン効果では、脂肪によるエネルギーが優先的に消費されます。
空腹時に有酸素運動を行わなくても、アフターバーン効果を発揮することができれば、脂肪を燃焼しやすい体をいつでも作ることができます。
https://workout-science.com/fasted-cardio/空腹時のジョギングがNGの理由空腹時のジョギングは、爽やかな1日をスタートさせることができるのでおすすめだと書かれている記事は多いです。
しかしその一方で、「空腹の状態で走ってエネルギーは足りるのか?」「疲れないのか?」などといった疑問が浮かんでくる人もいるのではないでしょうか?空腹時のジョギングは、確かに爽やかな1日をスタートさせることができるというメリットがありますが、以下のデメリットも挙げられます。
いくら空腹が脂肪を燃焼するチャンスだといっても、ダイエットは健康状態に害を与えてまで行うことではないので、自分の体調と相談しながら行うことが重要です。
体の状態という点から考えると、空腹時のジョギングはあまりおすすめできません。
グリコーゲンが不足する空腹時は、エネルギー源のうちの1つであるグリコーゲンが不足しています。
その状態で負荷の大きい運動をすると、体に大きな負担をかけることになります。
もし空腹時にジョギングをするのであれば、体に負担をかけない軽いジョギングを行うことを心掛けてください。
一緒に走る友達と楽しく会話することができるくらいのジョギングをイメージして行うと良いです。
https://spolete.jp/article/空腹時に走るメリットとデメリット.html低血糖に陥る恐れがある空腹時にジョギングを行うと、低血糖に陥る恐れがあります。
ふらつきを感じたりめまいを起こしたりする可能性があるので、注意が必要です。
ふらつきやめまいが原因で思わぬ怪我や事故に発展してしまっては大変なので、絶対に無理しないでください。
https://spolete.jp/article/空腹時に走るメリットとデメリット.html 体を脂肪燃焼モードに切り替えるコツ私達人間の体には、実は脂肪燃焼モードに切り替わるタイミングが存在します。
この脂肪燃焼モードに切り替わるタイミングを知っておくことで、脂肪を燃焼するチャンスを知ることができます。
脂肪燃焼モードは基本的に空腹時とタイミングが重なっていますが、決して「空腹時=脂肪燃焼モード」というわけではありません。
体を脂肪燃焼モードに切り替えるコツについて押さえておきましょう。
人間の体は、ご飯やパンなどといった糖質が体内にあると、糖質を優先的にエネルギーとして利用することが多いです。
体内にある糖質がなくなる前に、食事や間食を通して糖質が体内に取り込まれると、体は継続して糖質をエネルギーとして利用します。
そして、糖質がなくなると、糖質がなくなったことを知らせてくれます。
それが、空腹時に鳴る「ぐー」というお腹の音です。
この音は、あくまでも体内に糖質がないということを教えてくれているだけであって、体内にエネルギーとして利用できるものが全くないというわけではありません。
この「ぐー」という音を無視して、体内に糖質を取り込まずにいると、糖質をエネルギーとして利用していた体が脂肪をエネルギーとして利用するようになります。
これが脂肪燃焼モードです。
お腹が空いて気持ち悪いと思っていたはずなのに、いつの間にか空腹がどこかへ行ってしまったという経験をしたことがある人はいませんか?それは、糖質燃焼モードだった体が脂肪燃焼モードに切り替わった合図です。
脂肪燃焼モードに切り替われば、糖質ではなく脂肪をエネルギーとして利用してくれるので、脂肪が燃焼されます。
脂肪燃焼モードに入れば、体は痩せモードに突入したといっても良いでしょう。
空腹を感じたからといってすぐに何かを食べてしまうと、体はいつまでも糖質からエネルギーを取り出そうとします。
そのため、脂肪が燃焼されることはありません。
しかし、少し我慢して一時的な空腹を乗り越えることができれば、体は糖質燃焼モードから脂肪燃焼モードに切り替わってくれます。
体を脂肪燃焼モードに切り替えるコツは、一時的な空腹を乗り越えることです。
https://diet-01.com/shokuji-seigen/1313 空腹状態が内臓脂肪を燃焼しやすくする落としにくい脂肪の1種でもある内臓脂肪ですが、内臓脂肪は空腹時に燃焼しやすい脂肪です。
空腹時は内臓脂肪がエネルギーとして利用されるタイミングでもあるので、空腹を感じたときこそ内臓脂肪を燃焼するチャンスといえます。
脂肪燃焼モードに切り替えるコツのところでも紹介しましたが、内蔵脂肪も同様に、空腹をできるだけ我慢してから食事をとることがポイントとなります。
空腹を感じてすぐ食事をとるのと、空腹をできるだけ我慢してから食事をとるのとでは、内蔵脂肪の燃焼率が違ってきます。
また、空腹をできるだけ我慢したからといって、何を食べても大丈夫というわけではありません。
ご飯やパンといった炭水化物を減らすのも、内蔵脂肪を落とすのに打ってつけの方法です。
空腹状態をうまく利用することで、内臓脂肪も燃焼することができます。
https://deepmuscle.info/basic/2024/ 朝ごはんを抜くと脂肪が燃焼するの?ここまで、空腹時は脂肪が燃焼するチャンスであるという話をしてきました。
空腹が脂肪を燃焼するチャンスであるということは、普段からなかなか食べる気にならない朝食も抜いてしまえば、空腹時間がさらに長くなるので脂肪が燃焼するチャンスが増えるのではないでしょうか?結論から言うと、脂肪燃焼において朝食を抜くことはNGです。
その理由は、朝食をしっかり食べないと体内リセットがきちんと行われず、頭が働かないからです。
また、朝食を抜くことによって体が飢餓状態に陥り、余分なエネルギーをためようとしてしまいます。
その結果、食べていないにも関わらず脂肪が蓄積されてしまうという最悪な事態に陥ってしまう可能性もあります。
朝食を抜くことは、かえって脂肪を蓄積しやすい体を作ることになってしまうので、しっかり食べるようにしてください。
では、1日の始まりに食べる朝食において、何を食べると脂肪燃焼に効果が期待できるのでしょうか?脂肪を効率よく燃焼するうえで朝食時に食べておきたいおすすめの食べ物をいくつか紹介するので、合わせて参考にしてみてください。
https://womagazine.jp/14128朝食におすすめの食べ物脂肪を効率よく燃焼するうえで朝食時に食べておきたいおすすめの食べ物は、ホットヨーグルトや焼きトマト、焼きバナナです。
ホットヨーグルトについて、朝食にヨーグルトを食べているという人は多いのではないでしょうか?朝食に食べるヨーグルトでポイントとなるのは、温めるということです。
朝食にホットヨーグルトを食べることで、内臓が冷えないため負担が少なくなります。
また、冷えの予防にもなるので、ダイエットを効率よく進めるうえでの強い味方になってくれます。
焼きトマトは、普通のトマトと違って加熱されているため、トマトに多く含まれているリコピンが吸収されやすくなっています。
このリコピンによって、代謝が高くなり脂肪燃焼効果が期待できます。
バナナはダイエット食材として有名ですが、こちらも焼きトマトと同様、焼くことによって効果が増します。
オリゴ糖が吸収されやすくなるだけでなく、抗酸化作用の増加やコレステロール値の上昇を抑えてくれる効果が期待できます。
http://yasenainohanaze.seesaa.net/article/412208112.html 空腹の時間を有効活用して効率よく脂肪を燃焼しよう空腹時は脂肪を燃焼する絶好のチャンスです。
ダイエット中は空腹に悩まされる人が多いですが、この空腹を有効活用することで、脂肪を効率よく燃焼することができます。
お腹が空いて「ぐー」という音が鳴ったら、すぐに何かを食べるのではなく少し我慢してみてください。
少し我慢するだけで、体は脂肪燃焼モードに切り替わってくれます。
1日で結果が出るものではありませんが、1週間程度続けることができれば自然と体重が落ちていきます。
引き締まった体を手に入れるためだと思って、是非頑張ってみてください。