腹筋でお腹痩せ!ウエストにくびれを作るトレーニング方法
お腹周りについてしまう脂肪に悩んで、ダイエットを考える人は多いのではないでしょうか。
ぽっこりした下腹のせいで今まで着ていた服が入らなくなったり、ボディラインが崩れたせいで年齢より老けてみてしまうなど、お腹痩せは深刻な問題です。
ですがこうした悩みは腹筋のトレーニングをすることで解消することができます。
お腹周りの筋肉を鍛えることによって、効率よく脂肪を燃焼することができるからです。
そこで、お腹を引っ込めてウエストラインをきれいに整えるために、簡単に取り組めるのに効果的な運動の方法を紹介します。
腹筋運動をするとお腹が痩せやすくなるお腹に脂肪がついてぽっこりと前に張り出してしまったり、お肉がたるんで段になってしまう原因は、筋肉が衰えるからです。
お腹周りには体の他の部分と違って支えてくれる骨がありません。
その代わり、筋肉が内臓などを正しい位置に保ってくれて、姿勢も正してくれるのです。
腹筋が衰えると、支えを失った内臓が下に落ちやすくなりますし、内臓の位置が崩れたところに脂肪も蓄積されやすくなるのです。
つまり、お腹痩せをしたいなら腹筋を鍛えなくてはならないということです。
逆に言うと、腹筋がしっかりと鍛えられるとこうした悩みを一気に解消できるということです。
貯まってしまった体脂肪を燃焼してすっきりとくびれが手に入ります。
筋肉量が増えると脂肪は燃焼されていく筋肉とは、動かしていないときでもエネルギーを消費するものです。
何もしていなくても消費されるこうしたエネルギーを基礎代謝と呼びます。
筋肉量が増えていくと、基礎代謝の効率も上がるので体に蓄積された脂肪が燃焼されやすくなります。
特にお腹周りの筋肉を鍛えることはダイエットに効果的です。
お腹を支えている筋肉は容積が大きいので、1回のトレーニングで動く筋肉の量も多いのが特徴です。
広い範囲を大きく動かすということで、運動によって筋肉が消費するエネルギーも多くなります。
筋トレ自体は無酸素運動ですし、運動時間も短いので、にはそれほど脂肪を消費する効果はありません。
しかし、筋トレをすることで筋繊維が断裂し、それを修復するために体内のエネルギーを使うので、結果として消費カロリーが増えていきます。
これをアフターバーン効果といいます。
アフターバーン効果とは、運動をやめた後にも脂肪が燃え続ける状態です。
筋トレの習慣ができると、脂肪が燃え続ける時間も長くなるので、有酸素運動に時間をかけるより痩せ効果を得られる場合もあります。
このように、腹筋を鍛えることで通常の生活での消費カロリーを増やすと同時に、運動の効率も上げることができます。
腹筋のトレーニングはお腹だけでなく全身のダイエットの近道と考えることもできるのです。
まずはお腹周りのストレッチお腹を引っ込めたいけれど、きつい腹筋を繰り返すのは辛いし続かない。
それに、腰を痛めているからなかなか運動ができないという方もあるかもしれません。
その場合、まずはお腹周りのストレッチから始めてみましょう。
ストレッチにはからだを柔らかくする運動です。
実は、柔軟な体を作ることもダイエットには欠かせない要素なのです。
ストレッチをして硬くなった筋肉をほぐれると、血液やリンパの流れがよくなります。
その結果水分や老廃物の排出が促されてむくみが改善されたり、体が温まったり痩せやすい体質を作ってくれのです。
また、ストレッチで体がほぐれると、筋肉がダイナミックに動くようになるので、普段の生活でもスムーズな移動ができるようになります。
怪我の予防に役立つという側面もありるので、普段あまり体を動かさない人には特におすすめです。
わき腹すっきりストレッチこのようにさまざまなメリットのあるストレッチですが、お腹周りの筋肉を緩めることは特に重要です。
それはお腹は体の中心であり、この部位を刺激することでより多くの血管やリンパを刺激できるからです。
そこで簡単に体に負荷をかけることなく、お腹周りを動かせるストレッチの方法を紹介します。
寝たまま取り組めるので生き抜きの時間などに取り組んでください。
【やり方】①仰向けに寝転んで膝を曲げた状態で両膝を立てる②両膝を合わせたままの状態で左右交互に倒す③自然な呼吸をしながら5~10往復するこのストレッチはお腹の広い範囲の筋肉を使うのと同時に、正面だけでなく脇のストレッチにもなります。
その結果、くびれができやすくなるので、スタイルキープにおすすめです。
脇の筋肉は鍛えにくく、衰えてしまうと体を支えられなくて腰痛の原因になってしまうこともあります。
そこで、疲れがたまって腰に痛みを感じ始めた方はまずこのストレッチから始めるのもいい方法です。
お腹痩せに効く「クランチ」って?ストレッチで体を動かすことに慣れてきたら、いよいよ筋力増強を目指した運動を始めましょう。
腹筋が辛い運動だというイメージが定着しているのは、上半身を持ち上げることで鍛えるスタイルが一般的だからです。
そうではなく、上半身をそれほど動かさなくても腹筋を鍛える方法があります。
クランチと呼ばれる運動方法では、上半身を全部持ち上げる必要はありません。
肩甲骨と首が床から離れる程度に持ち上げるだけで大丈夫なのです。
それでも筋肉の運動量は多く、続けているとお腹にすっと縦の線が入るほど効率のいい筋トレ方法です。
クランチのやり方①仰向けに寝て、膝を立てて90度に曲げる②両手を耳の辺りに添えて頭を支える③腹筋に力が入るのを意識しながら、首と肩を持ち上げる④3秒ほどキープした後、息を吐きながら元の姿勢に戻るポイントは、お腹が苦しくなっても息を止めないことです。
脂肪を燃焼するには酸素が必要です。
深い呼吸をすることで体の中に多くの酸素が取り入れられるので、脂肪と結びつきエネルギーに変わりやすくなります。
最初から10回、20回と回数を決めて始めるのではなく、まずは自分が何回続けてトレーニングできるのか試してみましょう。
そしてできればそれプラス5回続けられることを目指します。
慣れてきたら回数を伸ばしていきます。
限界まで動かしてから、さらに回数を増やすことで筋肉をしっかりと刺激できます。
腰や背中に負担をかけませんし、運動量は少なくても、効果が大きいことがメリットです。
普通の腹筋よりもお腹が痩せる?ドローインとはお腹痩せに効果的な運動方法として近年注目されている方法に、ドローインというものがあります。
「ドローイン」とは、吸い込むという意味で、息を吸い込む動きで腹筋を鍛える筋トレです。
息を吸ったり吐いたりするだけでお腹が痩せるの?という疑問がわくかもしれませんが、手軽さとはうらはら通常の腹筋よりもお腹周りをすっきりさせることができるのです。
インナーマッスルを鍛えて代謝をあげるドローインで腹筋を鍛えることができるのは、普段なかなか動かせないので衰えがちな体の奥の筋肉を使ってトレーニングできるからです。
息を吸って、吐いて、お腹を引っ込めたり伸ばしたりすると、体の奥にあるインナーマッスルという筋肉が鍛えられます。
通常の上半身を持ち上げる腹筋では、体の表面近くにあるアウターマッスルという部位しか鍛えられません。
インナーマッスルとは、骨を支える働きも担っており、ここを鍛えると姿勢が正されて背筋が伸びるようになります。
上半身を負荷に使った筋トレでアウターマッスルを鍛えることもいいのですが、背骨を支える力が強くなると、背筋も鍛えられるのでそれだけ代謝が上がります。
つまり、ドローインとはより脂肪燃焼効率の高いインナーマッスルを、時間や場所を選ぶことなくいつでも鍛えられる画期的な方法なのです。
さらに体の奥から引き締まるので、ボディラインが大きく改善されるメリットもあります。
ドローインのやり方①息を吸う②吐きながら鼠径部とおしりの骨をくっつけるイメージでお腹を引っ込める③この状態で10秒キープ手順としてはこれだけです。
とても簡単で、いつでもできるのが最大のメリットです。
朝起きてベッドに寝転んだ状態で行ってもいいですし、椅子に腰掛けているときに行うのもいいですね。
ですが、ただお腹を引っ込めているだけではあまり筋トレの効果はありません。
きちんとインナーマッスルを刺激するには、いくつかポイントを抑えておく必要があります。
【ドローインを効率よく行うこつ】①胸を開くようにして姿勢を正す②徐々に引っ込める時間を延ばしていく③意識してお腹を引っ込める時間を作る大切なのは息を止めてしまわないことです。
常に息を吐きながら、最初は10秒、それから徐々に20秒、30秒と時間を延ばしていきます。
やってみるとわかるのですが、お腹を引っ込めることに集中すると体の奥の方がじっくりと痛くなるほどです。
それだけ筋肉が動いて、筋繊維が刺激されているということなのです。
そして一番意識しておくべきポイントが、ドローインを日常の習慣にすることです。
毎日続けなくてはどんな運動も意味がありません。
ですが、ドローインは簡単な運動方法なので、いつでもできる反面ついやるのを忘れてしまうというデメリットも予測されます。
筋トレは短期間ではあまり効果が出ません。
短期間で体型が変わるほど筋肉を使うのは、大きな負荷を必要とするので体を痛めやすく怪我やリバウンドのデメリットもあります。
結果を出すのに必要なのは継続することです。
仕事の合間に、テレビを見ているときに、お皿を洗っているときに、といつ行うのか目安を決めておいて、毎日欠かさず行うのがお腹痩せを成功させるためには欠かせません。
https://www.instagram.com/p/BfsMlbqg6qY/?utm_source=ig_web_button_share_sheet おなか凹凸ダイエットで簡単お腹痩せお腹凸凹ダイエットはドローインに似た腹筋トレーニングです。
違う点は呼吸のタイミングに関係なく引っ込めることと、引っ込めるだけでなく突き出すことでも筋肉を意識することです。
お腹を引っ込める、突き出すという動きだけですっきりとしたウェスト作りを目指します。
お腹凸凹ダイエットを行うポイントを見ていきましょう。
お腹凸凹ダイエットのやり方①体の力を抜き、腹筋を意識して2秒かけてお腹を引っ込める②同じく筋肉意識しながら2秒でお腹を突き出してぽっこりさせる簡単なようにみえますが 、重要な点があります。
それは、お腹を引っ込めた反動を使ってお腹を突き出してしまわないことです。
慣れるまでは難しいかもしれませんが、腹筋にしっかりと力を加えたままお腹をぽっこりさせるのです。
お腹の筋肉を前後に大きく動かすイメージで行いましょう。
この運動のいいところは、腹筋を動かすことで腸を刺激することができるので、便通が改善し美肌を手にすることもできます。
また腸が活発に動くようになると、消費カロリーが多くなるのでさらにダイエット効果が高くなります。
お腹周りだけでなく全身の脂肪にもアプローチすることができるのです。
簡単に腹筋を鍛えてすっきりボディを手にしましょう簡単にできる腹筋のトレーニングを紹介してきました。
腹筋は体の中心の大きな筋肉なので、鍛えると姿勢やスタイルがよくなると同時に、基礎代謝量が多くなって全身痩せにもつながります。
一般的に認識されている腹筋方法は、上半身や下半身を負荷に使うのでハードな運動だと敬遠されがちです。
ですが、呼吸や筋肉そのものの動きを意識することで、大きな負荷を用いなくても十分筋トレはできるのです。
ジムに通ったり運動器具を購入することと比べたら、時間もお金もかからず体への負担も少なくすみます。
そのため、運動が苦手な方、仕事や育児に忙しい方でも気軽に取り組むことができるのです。
筋トレは毎日続けて、生活習慣にしてしまうことが大切です。
思い出したときにすぐストレッチをしたりお腹を引っ込めたりするように、常に自分のお腹を意識しましょう。