海外セレブのダイエット法!?食事と運動を徹底検証
美容や健康のために、老若男女問わず多くの人が取り組んでいるダイエット。
巷にはいろいろなメソッドを解説した本やサイトが溢れかえっていますが、一体どれが本当に効果のある手段なのでしょうか?今回は劇的なビフォーアフターを遂げた海外セレブたちのダイエットランキングを作成し、その食生活と運動を徹底的に検証していきます。
痩せたセレブランキング!ダイエット前後を比較それでは早速、海外セレブのダイエットランキングをエピソードも交え紹介します。
第3位:ジョナ・ヒルコメディからハリウッドまで、クリス・プラット多彩な顔を持つ映画俳優です。
さまざまなヒット作品に出演している彼ですが、2011年『マネー・ボール』に出演を希望したところ、太りすぎていることを理由に却下されてしまいました。
その後、痩せることを条件に「ガーディアン・オブ・ギャラクシー」シリーズへの出演が決定し、ダイエットを始めます。
栄養士の指導の元で食生活を整え、毎日3~4時間の運動を続けたそうです。
彼の実践した「P90X」というワークアウトは12種類のプログラムから構成されていて、セレブを中心に話題のダイエット法です。
これによって130kgあった体重を半年で約27kgも落とし、無事映画に出演。
その後も鍛え上げられたボディをキープしていることから。
徹底ぶりが感じられますね。
第2位:ケリー・オズボーンミュージシャン、オジー・オズボーンの娘であるケリー・オズボーンは、父親が有名人だったために自身もテレビに出演する機会が多く、17歳の時に放送された家族のリアリティ番組では、158cm80kgのぽっちゃり体型にメディアの注目が集まってしまいました。
悔しい思いをした彼女はダイエットを決意。
テレビ番組「ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ」に出演し、番組内での企画を通じて1年半でなんと約32kgもの減量に成功しました。
番組で出会ったダンスパートナーのルイズ・ヴァン・アムステルから教わった、高たんぱく低炭水化物の食生活を実践したところ、ダンス練習の影響も相まって自然と体重が落ちていたそうです。
現在は特に意識せずともその生活習慣が身についているため、リバウンドもありません。
第1位:ジェニファー・ハドソンセレブのダイエットランキング堂々の1位は、歌手であり女優のジェニファー・ハドソンです。
2009年に長男を出産したことがきっかけで、健康のためダイエットを決意しました。
食べたもののカロリーごとにポイントをつける「ウェイト・ウォッチャーズ」という食事管理法を取り入れ、週に5、6回は1時間のエクササイズを行いました。
結果、約36kg以上の減量に成功。
その後10年間も体型をキープしているようです。
ダイエットによって体型が変化し健康的になっただけでなく、周りの反応も良くなり、気持ちが楽になったと語っています。
過激なダイエットをしているセレブはいない?セレブの世界は華やかですが、それだけ周囲の目が気になることもあるでしょう。
体重と落とそうとするあまり、少々過激なダイエットを行っているセレブもいるようです。
レディー・ガガの有酸素運動ハイヒールで踊りながら歌うハードなパフォーマンスをこなすレディー・ガガですが、そのダイエット法も過酷でした。
アメリカのフットボールリーグ、NFLのイベント「スーパーボウル」中でのショー出演に向けて、数週間前から休まず有酸素運動を実践。
特に、クライミングのように両手両足を動かし全身を鍛える「バーサクライマー」という器械運動を、歌いながら行いました。
それ以外にも、彼女は体幹を鍛えて筋力や柔軟性を高めるTRXトレーニングを実践し、その時に窮屈なショーの衣装を着ることも。
ショーとトレーニングの動きを結びつける運動が、ハイクオリティなパフォーマンスに表れているのでしょう。
ブリトニー・スピアーズは食べた分だけとにかく運動!アメリカの歌姫、ブリトニー・スピアーズが実践するのは「チーズケーキファクトリー・エクササイズ」です。
セクシーな衣装に身を包み激しく踊る彼女ですが、インスタグラムには分厚いフレンチトーストやクッキーの写真が。
一体どのように体型を維持しているのか、同時にその秘密も公開されていて、もちろんハイカロリーな食事は毎日でなくご褒美として取っているのですが、その後に相応のカロリーを消費する運動を行っているようです。
自宅やジムでの運動以外にも、多忙なブリトニーは週3回のダンスショーに出演しており、3時間のリハーサルを行います。
また、ハイキング、ランニング、水泳も好んで行うというストイックさです。
オリビア・マンの集中ダイエット『X-MENアポカリプス』で激しいアクションシーンを演じたオリビア・マンは、この映画の出演に向けていかに健康に痩せるかをテーマに、徹底的な食事管理に取り組みました。
食材は安全で新鮮なものが購入できるファーマーズマーケットのものにこだわり、食事の80%は野菜やフルーツ、残り20%は好きなもので構成。
とはいえ、タンパク質を補給するのに肉の代わりにナッツ類を用い、食材本来の形が分からないよ加工食品も避けていたようです。
厳しい食事制限に加え1日6~7時間を運動に費やした結果、5kgの減量に成功し、過酷な撮影を乗り切りました。
3人のセレブのダイエット法を見る限り、とても他の人には真似できないようなハードなものばかりに思えますが、時には各自ブリトニーのように好きなものを食べてリフレッシュしていたそうです。
ストレスを溜めなければ、十分無理のないダイエットと言えるでしょう。
セレブ達のダイエット・食事法は?ショーや撮影のために過激なダイエットに取り組むセレブもいますが、中には誰にでも実践しやすい方法があります。
ここではセレブに評判のダイエット方法を、食事から見ていきましょう。
糖質制限が基本の「ケトジェニックダイエット」キムカーダシアンなどを始めとし、セレブに話題の食事管理法です。
日本でもよく知られている普通の糖質制限は、ご飯やパンなどを控えるといった方法ですが、ケトジェニックダイエットではそれに加えて多めにタンパク質を摂取します。
具体的な量は、体重1kgに対して1.6gほど。
炭水化物を食べないでいると、代わりに体内の脂肪からエネルギーを得るために必要なケトン体という物質が作り出されます。
ダイエット効果があるだけでなく、食後の眠気が抑えられて集中力がアップしたり、アンチエイジングにもアプローチできるので、いつまでもスリムで美しくいたい人々の間で話題となっています。
「アルカリダイエット」で代謝UPファッションモデルのエル・マクファーソンも実践している「アルカリダイエット」は、体内のpHバランスを整えて内臓の負担を減らし、代謝を上げることで痩せやすくなるメソッドです。
激しい運動をしたり食事を減らさなくてもいいので、ストレスを溜めずに取り組めるのが人気の秘密です。
方法はとても簡単で、食事の7割をアルカリ性の食べ物に変えるだけ。
具体的には野菜、果物、海藻、きのこ類、豆類で、反対に酸性なのは肉や卵、砂糖などです。
全ての食事をアルカリ性に傾けなくても、8割できていれば残りの2割はピザやスイーツなど、好きなものを食べても大丈夫です。
たった2週間で効果を実感「ABCDEFダイエット」すぐに効き目が表れると評判の「ABCDEFダイエット」は、2週間、AからFの頭文字を取った食品を我慢する方法です。
お酒・パン・炭水化物・乳製品・甘いもの・脂肪分の6つを控えますが、これ以外ならいくらでも食べてよいので、なんとかできる範囲ではないでしょうか。
ダイエットの効果を上げるために、肉は脂身(=脂肪分)の少ない赤身を選んだり、野菜は生や茹でで食べて、油を控えるのがオススメです。
また、こまめに水分を摂ることで代謝を上げるだけでなく、便通の改善にも繋がります。
短期間の我慢で済むので、この期間だけ運動を取り入れるのも良いでしょう。
セレブ達のダイエット・運動は?セレブの中には専属のトレーナーをつけ、激しいワークアウトに取り組む人が多いですが、近年、食生活を変えることで控えめな運動でも痩せられるという動きが出ています。
ここでは気軽に取り組めるダイエットメソッドを紹介します。
筋肉と柔軟性を鍛える「バレエ・ビューティ」ミランダ・カーを始めとした海外セレブに人気なのは、身体の柔軟性を高めながら有酸素運動ができる「バレエ・ビューティ」です。
ナタリー・ポートマンが映画『ブラック・スワン』に出演する際トレーナーを担当した、バレリーナのメアリー・ヘレン・バウアーズが考案しました。
一般的なエクササイズでは、筋肉を収縮させるものが多いので太くなってしまいますが、バレエの動きで筋肉を細く長く伸ばすことで、女性らしい体型を作ることができます。
また、常にお腹をひっこめた状態で行うため身体のコアが鍛えられ、姿勢が良くなるのもポイントです。
このメソッドは週にたった3時間行うことで、2週間で効果を実感できるのでモチベーションアップにも繋がりますね。
意外にも「縄跳び」が人気子供の頃に遊んだ人も多いのではないでしょうか。
縄跳びは手軽で簡単に全身運動ができることで、セレブの間でも人気を博しています。
厳しい条件を満たすモデルしか務めることのできない下着ブランドであるヴィクトリアズシークレットの広告塔、アドリアナ・リマも、その美脚を保つ方法として10分間の縄跳びを勧めています。
慣れてきたら時間を延ばしたり、ボクサーのように片足ずつ跳ぶ走り飛びに切り替えたりすると、効果をさらに高めることができます。
持ち運びも簡単なので、旅行中に食べ過ぎた翌日、遊び感覚で取り組むのも良いでしょう。
短期間で痩せたい人は「HIITダイエット」にチャレンジこれまで紹介した2つに比べるとややハードになりますが、短期間で痩せたい人にオススメなのが「HIITダイエット(高強度インターバルトレーニング)」です。
歌手のケイティ・ペリーやブリトニー・スピアーズも実践している方法で、無酸素運動と有酸素運動を交互にすることで脂肪を燃焼させます。
その効果は有酸素運動のみを行った場合の約6倍。
激しい運動なので食欲を増進させるホルモンを抑え、食べ過ぎ防止にも繋がるのです。
また、体内の酵素が活性化し、アンチエイジング効果も期待できます。
流れの基本は数分間、限界まで運動し、数秒だけ休憩、また運動…を繰り返します。
5分から20分でできるエクササイズ動画も多数投稿されているので、まずは短い時間から始めてみるのがオススメです。
セレブ達のダイエット・生活習慣は?美しい体型をキープしている海外セレブたちは、ダイエットを単なる減量のためと考えず、健康な生活の一部に取り入れているようです。
ここでは何人かのセレブの生活習慣を紹介し、ポイントに触れていきます。
「ダイエットは嫌い」なテイラー・スウィフト48億の保険をかけた美脚で話題の歌手、テイラー・スウィフトは、ダイエットでなくあくまでステージのための体力づくりを意識して生活しています。
食事に関してはよく水を飲み、身体の巡りをサポート。
低脂肪・高タンパクの食品を選び、砂糖入りのものを避けるようです。
とはいえ本当に食べたいときは我慢せず、ストレスを溜めない事を心がけています。
運動は毎日1時間、マシンでのランニングを欠かしません。
他にもバレエとピラティスを組み合わせたエクササイズに取り組み、女性らしいボディ作りをしています。
ここで注目したいのが、テイラーは特別な器械や激しい運動をせず、無理のない範囲で取り組んでいるという点で、食事管理が大きいので、ランニングをする時間がなくても週に数回は1駅歩いて帰ってみるなど、少しずつ動く習慣をつけると良いでしょう。
「体重の事は忘れよう」、セレーナ・ゴメスの生活彼女が生活の中で気を付けているのは、心と身体をいたわり、健康的に過ごすことです。
そのため、食事制限をしないし、体重計にも乗らないのだそう。
代わりに食べ物は自然食品にこだわり、水をたくさん飲んで健康的なものを身体に巡らせるよう意識しているようです。
運動に関しては特定のエクササイズでなく、いろいろなものにチャレンジすることで、身体が慣れてしまう事を防いでいます。
ポイントは「健康のための生活習慣」で、心と身体をヘルシーに保っていれば、おのずと美しさもキープできるということでしょう。
ミランダ・カーはスーパーフードを取り入れるヴィクトリアズシークレットのモデルを務めたこともあるミランダ・カーは、スーパーフードブームの火付け役です。
食生活に関しては、朝食が1日の中でもっとも大切と考え、フルーツ・野菜のスムージーと一緒に欠かさず食べるようです。
他にも特徴的なのが、ココナッツオイルを使った食事法で、細胞の老化を予防するビタミンEや、体内で素早く燃焼される中鎖脂肪酸など美容に効果的な栄養を含んだオイルを、ドレッシングとしてサラダにかけたり飲み物に入れています。
運動に関してはジョギングやヨガなど軽めのものを週3、4日しているようです。
注目したいのは何事も楽しいと感じる範囲で実践しているところ。
時々鏡を見てスタイルのチェックをすることで、美への意識をキープできるそうです。
まとめ華やかな世界で輝き続けるために、様々なダイエットにチャレンジしている海外セレブたちですが、近年は健康的な食生活を徹底し、運動は無理のない範囲で取り組むことが流行しているようです。
彼、彼女たちのように日常生活の中に少しずつメソッドを取り入れることで、心と身体の美しさを同時に手に入れることができるでしょう。