元ミス・ユニバースの阿部桃子、美に開眼して12kg減!“解放デー”でストレスフリーな食生活【美痩せインタビュー】
2017年のミス・ユニバース日本代表に選出されたモデルの阿部桃子さん。
175cmの高身長をいかし、最近ではファッションショーをはじめとしたモデル業で活躍中だ。
ミス・ユニバース世界大会でもその美しさが評価された彼女に、日ごろ気をつけている食事や運動など美習慣を聞いた。
* * *FOOD/お酒もスイーツもOKの日を作る2年前までゴルフを本格的にやっていたんですが、そのときは筋肉をつけるような食事がメインでした。
お米が大好きでお茶碗2膳は食べていましたし、筋肉にいいものならなんでもOKという感じで(笑い)、今よりも12kgくらい体重があったんです。
それをがらりと変えたのは、ミス・ユニバースに出場すると決めたとき。
健康と美にいい食事を心がけるようになって、しなやかな体を目指すために、ささみを食べるようになったんです。
サラダやスープに加えて食べ飽きない工夫をしたりして、このとき初めて食習慣の意識が変わりましたね。
最近ハマっているのは、赤い食べ物。
これがお肌にいいという情報をキャッチしてからは、牛肉の赤身やまぐろを積極的に摂るようなりました。
実際、お肌の質もよくなった気がしています。
とはいえ、どうしても大好物の炭水化物を食べたくなるときがやっぱりあって…。
そんなときは、お昼までにパスタやお米を食べるようにしています。
ミス・ユニバースに出場するためにダイエットをしましたが、いちばんよくないと実感したのはストレスを溜めること。
お肌にも悪影響だし、やっぱり心が弱ってしまうと日常を楽しく過ごせない。
だから私は、週に1回は“解放日”を作るようにしています。
この日だけは大好きなハイボールを飲んでも、アイスクリームを食べてもOKにしていて。
こうして生活にメリハリをつけることで、明日からも頑張ろうと思えるようになるんです。
WORKOUT/“坂ダッシュ”でメリハリのあるボディに幼い頃から取り組んでいたゴルフでは、飛距離が出るように下半身に重点を置いたトレーニングを取り入れていました。
でも最近では、足の筋肉を抑えたいという思いもあって、ホットヨガにほぼ毎日通っています。
たっぷりと2時間ほどかけて、呼吸を意識しながら体をほぐしていくと、心も体もリフレッシュできるんです。
あとは、より引き締まったボディを手に入れたいので、ジムで“坂ダッシュ”を取り入れ始めました。
傾斜をつけられるマシンを使って、真剣に猛ダッシュするんです。
ゆっくりと走ったり、ものあげをしたり、後ろにキックしたりと、いろんな種類のダッシュをしています。
1年ちょっと前から週2回ほどやっていますが、腹筋に縦のラインもついてきたし、メリハリのある体に近づいてきたように思います。
モデルという職業柄、美しいウォーキングフォームが身についていなければならない。
それもゴルフの選手時代とは全く違った、ヒールの高い靴で行うんです。
だから常にヒールを履いているイメージをしながら、日常生活を送るようにしています。
女性って外側に体重をかけがちでO脚になってしまう人が多いんです。
それを回避するため、腹筋に力を入れて母趾球(足の裏の親指の付け根にあるふくらみ)に体重をかけながら、かかとから地面につけて歩くようにしています。
歩き方をちょっと意識するだけでも、内転筋が鍛えられて筋肉痛になったりするんですよ。
BODY&MIND/習慣にするのがつらいときは、何か1個だけでも続けてみるはちみつのマヌカハニーがお肌にいいと聞けば、朝の習慣としてひとスプーンをいただいたり、ハーブティーが冷えに効くと耳にしたら寝る前に飲むようにしたり、最近は美容のために生きている感じです。
2年前の私からは想像できないですけど、こうして美を追求するために、ちょっとした努力をするのが今は楽しくて。
これまでのゴルフ選手人生とは180度どころか、360度くらい違うんですよ(笑い)。
それでも習慣として続けられなかったことがあって、悩んだ時期もありました。
そんなときは、何か1個だけでも続けてみようと、前向きな気持ちを持つようにしています。
今日は美容のために何かしたという事実が励みにもなりますし、大切なシーンでも毎日ちょっとずつ努力できたんだから今日の私は美しいと胸を張れる気がするんです。
あまりハードルを上げすぎずに美への努力を少しずつでもしていれば、日常まで楽しいものになっていくと信じています。
今回のスリム美人:阿部桃子さんあべ・ももこ。
モデル。
1994年生まれ。
東京都出身。
幼少期よりゴルフや水泳、バレエ、ピアノ、英会話などを学ぶ。
とくに6歳より始めたゴルフは、2015年のプロゴルフトーナメントのほか、たくさんの大会で好成績を収めている。
大学卒業、2017年ミス・ユニバース日本大会に出場し、日本代表に選出。
アメリカで行われた世界大会では、「ナショナルコスチューム(民族衣装)部門」で最優秀賞を受賞。
父は、レポーターの阿部祐二、母はプロゴルファーの磯村まさ子。
取材・文/船橋麻貴●勝算あり?ミス・ユニバース日本代表がセーラームーン姿で世界大会に挑むワケ●米倉涼子、ドラマの現場でむくみ取り!ストレス解消はアルゼンチンタンゴで【美痩せインタビュー】●高橋真麻、自分の“どすこい写真”で戒め!美意識はハードル低めにキープする【美痩せインタビュー】●横澤夏子は「銭湯に“いい女”の体を見に行く」でダイエット意欲向上!【美痩せインタビュー】●近藤千尋は夫のジャンポケ太田と週3回の筋トレ!【美痩せインタビュー】