首こり・肩こりを解消する簡単エクササイズ4選|頭痛、吐き気などの症状改善も
スマートフォンが生活必需品となり、パソコンでのデスクワークが増えた今、自然と猫背になっている人も多いはず。
【目次】・肩こり・首こりの原因は?・『ガッテン!』でも話題の肩こり・首こり解消法・肩こり・首こりを解消するエクササイズ「イヤイヤ運動」・肩こり・首こりを解消するエクササイズ「あご上げ運動」・肩こり・首こりを解消するエクササイズ「枕押し運動」・肩こり・首こりを解消するエクササイズ「あご引き運動」写真/アフロ肩こり・首こりの原因は?実はこの猫背の姿勢が肩こりや首こりを引き起こしているという。
猫背になると、後頸部の筋肉を過剰に収縮。
肩から首にかけて、張ったり、凝ったりしてしまい、頭痛や吐き気を伴うことも。
その肩こり・首こりをほぐすためには、生活改善や頻繁にマッサージなどに足を運ぶのがベストだが、時間的にも金銭的にもコストはかかってしまう。
とはいえ、このままにしておくにはつらすぎる…。
『ガッテン!』でも話題の肩こり・首こり解消法そんな人たちの悩みを解決する「肩こり・首こり改善運動」を、文京学院大学保健医療技術学部理学療法学科の上田泰久助教に教えてもらった。
今回紹介する運動は、人気番組『ガッテン!』(NHK)で放送され話題となったもの。
誰もがすぐに試すことができるこの運動は、首をゆっくり小さく動かすことで、首の後ろ側の深層にある後頭下筋群のこりを改善してくれるという。
肩こり・首こりを解消するエクササイズ「イヤイヤ運動」【1】仰向けに寝て目をつぶり、体を楽に。
【2】ゆっくり首を左右に動かす。
そうすることで後頭下筋群を横向きに収縮伸縮させて血行を促す。
動かす角度は、つい大きくしてしまいがちだが、30度を超えない程度で片側3秒ほどかけてゆっくりと動かす。
【3】20往復を1セットとして、1日3セット行う。
肩こり・首こりを解消するエクササイズ「あご上げ運動」【1】枕を使って、仰向けに寝る。
【2】目をつぶってあごを上げ、元に戻す。
1回につき3秒くらいのゆっくりとしたスピードで20往復する。
これで1セット。
1日3セット行う。
肩こり・首こりを解消するエクササイズ「枕押し運動」【1】枕を使って仰向けに寝て目をつぶる。
【2】そのまま後頭部で枕を3秒間ほど押す。
これを10回1セット。
1日3セット行う。
肩こり・首こりを解消するエクササイズ「あご引き運動」【1】枕を使って仰向けに寝て目をつぶる。
【2】あごを引くように動かす。
そうすることで後頭下筋群を伸ばすことができる。
【3】1回に3秒ほどゆっくりとしたスピードで10回1セット。
これを1日3セット行う。
この4つの簡単なエクササイズを毎日行うことで首回りの筋肉をほぐすことができ、頭痛や吐き気がある人は楽になるはず。
このエクササイズにプラスして、毎日の運動や姿勢の改善などをしていけば、肩こりや首こりの悩みは一気に解決できるかも!教えてくれた人:上田泰久さん文京学院大学保健医療技術学部理学療法学科助教。
専門分野は、頭頸部・体幹・上肢に対する理学療法(運動器疾患の理学療法)。
著書に、『肩関節痛・頸部痛のリハビリテーション』(羊土社)、『新ブラッシュアップ理学療法』(ヒューマン・プレス)、『運動のつながりから導く肩の理学療法』(文光堂)などがある。
肩関節痛・頸部痛のリハビリテーション(痛みの理学療法シリーズ)写真提供/文京学院大学 取材・文/吉田可奈●悪い姿勢の体への影響は?猫背による肩こりなど弊害、デメリットとその治し方&改善法●スマホを見ていただけなのに…使いすぎは二重アゴ、肩こり、腰痛の原因に!●肩こり改善、体が若返る「肺ストレッチ」マスクでダイエット効果も!●指ヨガ 押してもむだけで肩こり、冷え性、ダイエットにも効果が!●肩こり改善にも◎。
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