【からだのメカニズムから紐解くダイエット】「冷え」は万病の元!?冷えの原因と改善方法 Vol.2
【理学療法士監修】前回のコラムでは、冷えの解消方法として「体を外側から温める」方法をお伝えしました。
今回は、「体を内側から温める」ための、下半身をほぐすマッサージ方法を3つご紹介します!関連記事:「冷え」は万病の元!?冷えの原因と改善方法 Vol.1[1]ふくらはぎが硬くなると、下半身が冷えやすくなるふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれていることをご存知ですか?ふくらはぎの筋肉は、足元の血液を心臓まで送り戻すポンプの役割を果たしてくれるためこう呼ばれています。
ですので、ふくらはぎが硬くなると当然ポンプ作用も弱くなり、血液の流れが悪くなってしまいます。
逆に言えば、ひざから足先までを揉みほぐし筋肉を柔らかくすることで、血液の流れを良くする効果があるのです。
脚には、ひざ下から足先まで伸びる細くて長い筋肉がたくさん存在します。
これらの長い筋肉は、膝下にある2本の骨の間を所狭しと走っていて、ふくらはぎの筋肉は、その最表面に存在します。
「体を内側から温める」には、これらの長い筋肉の動きをスムーズにすることが大切です。
[2]冷えを解消するひざ下の筋肉のほぐし方3選!①足指を爪の左右から挟んでしっかり揉みほぐすこれだけでも効果絶大!というくらい有効な手段です。
手の親指人差し指などで足の指を挟み、左右ともにグリグリするだけ!5本の指それぞれで行います。
この簡単な動作で、ひざ下の細かい筋肉がとても動きやすくなり、血流も改善するのです。
②足を左右の手でくるんで揉みほぐす足を両手で包むようにもみほぐします。
この動作には、多様な良い作用があります。
わかりやすい効果としては、「歩くために必要なクッション作用がスムーズに働くようになる」という点が挙げられます。
それによって血液の流れが良くなるのです。
③かかとからふくらはぎまでの間の左右の骨のすぐ後ろを押す「かかとからふくらはぎの左右の骨の後ろ」は、細長い筋肉が走行しているところです。
ここの筋肉の動きをスムーズにすることで「体を内側から温める」効果が得られます。
そこを柔らかくほぐしていくイメージです。
直接的に筋肉をほぐすことができます。
以上の3つの動作をご自身で行うだけでも、血流は改善します。
無理はせずに行って下さいね。
気持ちいいと感じるくらいの強さで行うのがベストです。
まとめ体を外側と内側から温めることで、冷えからサヨナラできます。
特に冬場はオススメの方法ですので、是非ともお試しくださいね。