お正月はいつもと違うお雑煮を。料理研究家が教える広島風かき風味&宮城風イクラ入りレシピ
正月といえばおせちとお雑煮。
お正月くらい料理をさぼっておせちとお雑煮でのんびりしたいけれど、毎日同じ味ではさすがに飽きてしまう。
そこで、料理研究家の藤井恵さんに、“ひと味違う”とびきりのお雑煮レシピを教えてもらいました。
お正月には2種類の”ご当地”雑煮を楽しむという料理研究家の藤井恵さん「元日は夫の実家の広島風、2日目は私の父の実家・宮城風のお雑煮を毎年作っています。
広島風には昔はかきが入っていたり、宮城風も焼きはぜのだしだったりしたのですが、いつのまにかアレンジされて(笑い)。
お雑煮は家族みんなが楽しみにしている正月料理のひとつです」そんな藤井さん宅のお雑煮2種のレシピをご紹介します。
【目次】広島風「かき風味の鯛ちくわ雑煮」レシピ宮城風「せりと野菜のイクラのせ雑煮」レシピ※材料にある角もち・丸もちは、お好みのもちでOK。
※「かきしょうゆ」がなければ、調味をしょうゆ・みりん各小さじ1、塩小さじ1/3に代えて。
広島風「かき風味の鯛ちくわ雑煮」レシピほんのりと甘味のある“かきしょうゆ”がかぎ《材料》(2人分)もち(あれば丸もち)…2個鯛ちくわ…1本里芋…小4個水菜…30gだし(あればいりこだし)…2カップかきしょうゆ…大さじ1塩…ひとつまみ《作り方》【1】里芋は2~3等分に切って下ゆでし、鯛ちくわは5mm厚さの輪切りにする。
水菜は3cm長さに切り、飾り用に少し取っておく。
【2】鍋にだし、里芋を入れて火にかけ、芋が軟らかくなるまで5~6分煮る。
ちくわと水菜を加えてひと煮し、かきしょうゆで調味し、塩で味を調える。
【3】椀にちくわ1枚を敷き、軟らかくゆでたもち、【2】を盛り、飾り用の水菜をのせる。
宮城風「せりと野菜のイクラのせ雑煮」レシピ味を引き締めるイクラは鮮やかさもごちそう《材料》(2人分)もち(あれば角もち)…2個大根…50gにんじん…20g生しいたけ…2枚せり…20gイクラ(塩漬け)…20gだし…2カップ[A]しょうゆ・みりん…各大さじ1/2 塩…小さじ1/2《作り方》【1】大根とにんじんは4cm長さの細切りに、生しいたけは薄切りにする。
せりは3cm長さに切り、飾り用に少し取っておく。
【2】鍋にだし、大根、にんじんを入れて火にかけ、煮立ったらアクを除いて2~3分、しいたけを加えて2~3分煮る。
[A]で調味し、せりを加えてひと煮する。
【3】椀に具材を少量敷き、こんがりと焼いたもち、【2】を盛り、イクラ、飾り用のせりをのせる。
撮影/福尾美雪教えてくれたのは:料理研究家・藤井恵さんセンスよく誰もが作りやすいレシピに定評あり。
『居酒屋ふじ井』(永岡書店)『はじめての「味つけ冷凍」包丁いらず!でひとり分』(文化出版局)など著書多数。
https://ameblo.jp/fujii-megumi/居酒屋ふじ井※女性セブン2021年1月7・14日号https://josei7.com/●年末年始の風習|年末の大掃除、新年のお屠蘇やお雑煮にはどんな意味がある?●お正月に太らないための食べ方|すき焼き、餅に注意!鍋やパスタはOK●「プチ断食」と「運動」でお正月太り解消!7日間短期集中ダイエット