その肩こり、漢方で改善できるかも?合う漢方薬がわかる肩こり3タイプを1分診断

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一口に肩こりといっても、その原因にはいくつかのタイプがあります。

自己流のケアで肩こりがなかなか解消しない場合も、肩こりの原因に応じた漢方薬を用いることで、肩こりを緩和できる可能性があります。

そこで、薬剤師の道川佳苗さんに、自分の肩こりに適した漢方薬を知るために1分でできるセルフチェック方法を教えてもらいました。

【目次】肩こりの症状と原因つらい肩こり解消に、まずは体質チェック!体質に合った漢方薬で肩こりをスッキリ解消長引く肩こりには内側からのケアも取り入れて* * *肩こりの症状と原因肩こりとは、首から肩、背中の肩甲骨にかけてこわばり、痛みを感じる状態を指します。

肩こりの主な原因には、冷えや肩まわりの筋肉を動かさないことからくる血行不良や、筋肉の使いすぎによる疲労物質の蓄積などが考えられます。

具体的には、長時間のデスクワークやスマホの使いすぎなど、長い時間同じ姿勢でいることがあげられます。

長い時間を同じ姿勢ですごすと、筋肉が固まって血行が悪くなり、肩こりの原因となるのです。

また、食器洗いや家事などで肩の筋肉に負担がかかる状態が続くと、疲労物質がたまり、こわばりやだるさを引き起こします。

さらに、緊張状態が続き、無意識に肩へ力がはいったままになっていたり、女性の場合はホルモンバランスの変化も肩こりに影響したりします。

なお、40~50代のかたで、肩を動かす際に痛みがある場合、四十肩や五十肩の可能性があります。

四十肩や五十肩は加齢により組織の柔軟性が失われて、肩の関節にある腱板が炎症を起こしたものです。

筋肉の緊張などが原因の肩こりとは性質が異なります。

つらい肩こり解消に、まずは体質チェック!まずは自分の肩こりの原因を知ることから始めましょう。

肩こりのタイプは、大きく分けて「緊張・首コリタイプ」と「血行不良タイプ」に分けられます。

また、四十肩・五十肩とも区別が必要です。

以下のチェックリストで、肩こりの悩みタイプ(体質)を診断してみましょう。

◆緊張、首コリタイプ以下のチェック項目に多く当てはまる人は、「緊張、首コリタイプ」の可能性があります。

・緊張する機会が多い・プレッシャーを感じやすい・常に肩に力がはいっている・肩だけでなく首もこっている緊張した状態が長く続いたときに、肩から首にかけてこわばったように痛むときはありませんか? 寒い場所で長時間すごすことが多い場合も、肩から首にかけて、こりや痛みが生じやすくなります。

◆血行不良タイプ以下のような症状が多い人は、「血行不良タイプ」の可能性があります。

・手足が冷える・冷え性だけどのぼせる・月経不順である・目の下にクマができやすい手足が冷えるなどの冷え性の人に多いのがこのタイプです。

血行が悪いと、疲労物質が蓄積しやすくなり、筋肉のこわばりが強まって神経を圧迫することで、こりや痛みが生じます。

◆四十肩・五十肩(肩こり以外の痛み)以下のチェック項目が多く当てはまる場合は、肩こりではなく四十肩、五十肩である可能性が高いです。

・腕を上げると痛む・片側の肩のみ痛む・突然激しい肩の痛みが起こった・急な肩の痛みがあり、それが落ち着いた後に肩を上げにくくなった正式には、肩関節周囲炎という四十肩や五十肩。

これは、肩関節の周辺の組織が慢性的な炎症を起こし、痛みが生じている状態です。

この場合、肩こり解消のマッサージやストレッチを行うと逆効果になることもあるので注意しましょう。

体質に合った漢方薬で肩こりをスッキリ解消いろいろと試してみても肩まわりの痛みを繰り返す人は、生薬由来の漢方薬をおすすめします。

肩こりにも効果が認められている漢方薬なら、体の内側からの改善が可能です。

緊張、首コリタイプにおすすめの漢方薬「葛根湯」風邪薬としてよく用いられる葛根湯(かっこんとう)ですが、体を温めることにより首のこわばりを緩和する働きがあります。

体力があり、胃腸が丈夫な人に向いている漢方薬です。

血行不良タイプにおすすめの漢方薬「桂枝茯苓丸」桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)は血の巡りをよくする代表的な漢方薬です。

手足は冷えるのにのぼせやすい、頭痛やめまい、月経不順がある人に向いています。

→「桂枝茯苓丸」について詳しく知る四十肩、五十肩におすすめの漢方薬「二朮湯」肩や腕が痛む場合に用いられる漢方薬の二朮湯(にじゅつとう)。

これは、体の冷えを取り除き、水分バランスを整えることで痛みを和らげます。

長引く肩こりには内側からのケアも取り入れて温めたりマッサージをしたりといった、外側からの対処法で肩こりを緩和してきた人も多いと思います。

しかし、肩こりを根本から改善するためにはタイプに合わせた対処を行うことが大切です。

原因を見直して、自分にあった方法で内側からのケアも取り入れていけるといいですね。

Ph/GettyImages今回ご紹介したように、体質改善に働きかける漢方薬なら、肩こりだけでなく体全体の健康を目指せます。

ただし、漢方薬は体質や体力に合わないと効果がでにくく、副作用が出る場合もあるため、服用の際は医師や薬剤師に相談することが大切です。

クリニックや薬局に行くのが面倒という人には、AIと漢方に詳しい薬剤師が効く漢方薬を見極めて、手軽な価格で配送する「オンライン個別相談・AI漢方」といった、スマホで気軽に頼めるサービスを使うのもおすすめです。

教えてくれたのは:薬剤師・道川佳苗さんみちかわ・かなえ。

漢方薬・生薬認定薬剤師。

調理師。

薬膳アドバイザー。

大学卒業後、薬局にて従事し服薬指導をする中、病気の予防、健康維持には食育が大切であると感じ、服部栄養専門学校で調理技術、栄養学を学ぶ。

現在はweb上で健康相談や薬膳や漢方に関する情報発信をしている。

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