渡辺直美担当スタイリストが教える!スリムに見せる冬コーデ術
加齢とともにたるむ体、しかも食べればすぐに体重は増えて…。
体形を気にして、サイズはあえて大きめに、色やデザインが年々地味になっていませんか?渡辺直美や柳原可奈子といった“ぽっちゃり女子”のスタイリングを手がけるスタイリストの大瀧彩乃さんが、オーバー40のオトナにも似合う、着やせしてスタイリッシュに見える着こなしを緊急指南!メリハリあるサイズ感と色で着やせただでさえふっくらした体形が気になるのに、冬はセーターやコートなど、洋服の厚みが加わって“着ぶくれ”“冬太り”はさらに悲惨な状態に…。
そんな時、“体のラインは出さず、黒い色の服を着ればいい”と思っていませんか?芸能人のスタイリングを手がけるスタイリストの大瀧彩乃さんは、これこそが間違いと言う。
「ピチピチの服は見るからに窮屈で太って見えますが、全身がダボダボだと、実際の体つきも同様に見え、かえって損なんです。
ゆったりしたセーターなら、パンツは体にフィットするものを選ぶなど、メリハリをつくるとスッキリ見えます。
私が担当して10年目になる渡辺直美さんは、スカートがボリューミーならトップスは胸元を大きく開けてコンパクトにまとめる、などと意識しています。
また、引き締め色の黒は、全身を覆ってしまうと、のっぺりして重たい印象を与えてしまいます。
カーキなど他の暗めの色を合わせたり、あえてビビッドな色を合わせることも。
ビビッドな色は引き締まって見えるし、そこに視線がいくので、隠したい部分の目くらまし効果もあります。
洋服に限らず、バッグやアクセサリーを明るい色にするのもアリです」(大瀧さん、「」内以下同)スタイリストの大瀧彩乃さん。
アイドルグループ『チェキッ娘』を脱退後ファッションの世界に特に暖かさと気軽さで人気のダウンコートは、下に着る洋服の厚みもあり、着ぶくれの代表格でもある。
「ウエストまわりのステッチの幅を細くしたり、ウエストを絞ったシルエットだったり、着やせを考えたものも増えています」ブーツは、ひざ下を覆う長さか、くるぶし丈のブーティーを。
「ふくらはぎの途中を分断する丈は、そこに視線を集めて太さを強調してしまいます。
半端な丈は危険です」。
冬ならではの着ぶくれ対策は、モコモコした素材は避け、寒ければ保温効果の高いインナーで調整を。
着やせポイントを覚え、まずはファッションからダイエットをスタート!では、実際のお手本冬コーデをご紹介。