体温を上げてダイエット成功に導く?【健康的な体も手に入る!】
体温を上げることは基礎代謝を上げることにもつながるので、通常よりダイエットしやすくなり、さらに数あるダイエット方法の中でも、健康的に痩せることに期待が持てるので、リバウンド防止にも効果的です。
体温を上げる事はダイエット効果だけではなく、その他健康的にも良いことですが、どのような方法で体温を上昇させて、ダイエットの成功に導くのでしょうか?運動から生活習慣まで色々なポイントをご紹介しております。
まずは人間の平均体温を知る!目次1まずは人間の平均体温を知る!1.1体温が高いとどうなるか?1.2体温が低いとどうなるか?2体温を上げてダイエット!2.1生活習慣を整える2.2有酸素運動を行う2.3血液を循環させる2.4筋肉をつける2.5ストレッチやリンパマッサージを行う2.6お風呂に入る2.7良質な睡眠を取る2.8生姜を摂る2.9その他は?3基礎体温を上げるのに注意点がある3.1冷たい飲み物を飲まない3.2食品添加物の多い食べ物は避ける3.3靴下を寝るときに履かない3.4食べ過ぎはよくない3.5生活活動代謝にも注目する4体温を上げてダイエット成功に導く?【健康的な体も手に入る!】のまとめ体温を上げるダイエット方法を行うにあたって、人間の平均体温を知らなければなりません。
なぜかというと、体温そのものがダイエットに欠かせない重要な存在だからです。
従来のダイエット方法を行えば痩せますが、体温次第でダイエット効果が左右されます。
現在、人間の平均体温は36.6~37.2度とされ、この体温が健康にもっともいいと言われています。
しかし、37.2度以上になると、逆に36.6度以下になると、体に変化が起こる可能性があります。
この二つを下記に挙げて、ダイエットのメリットとデメリットを中心に、詳しく解説いたします。
体温が高いとどうなるか?基礎代謝量が向上して、痩せやすい体となります。
参考⇒痩せやすい時期と体質の作り方!【食事方法には特徴が?】体温をどうやって高くするかについては後述にて解説しますが、デメリットよりメリットのほうが圧倒的に多いので、体温を上昇させて、36.6~37.2度に維持し続けることが重要です。
健康だけでなく、免疫力アップの効果もあるので、病気やストレスや冷え性に対する抵抗力も向上します。
しかし、37.2度を超えると、病気の可能性があります。
38度を超えると風邪(かぜ)、39度を超えるとインフルエンザの可能性が出てくるので、37.2度を超えた段階で内科クリニックに受診しましょう。
体温が低いとどうなるか?基礎代謝量が低下して、太りやすい体となります。
36度以下の体温は「低体温』とされ、低体温に伴う様々な症状が現れてきます。
症状は主に、肩こり頭痛自律神経系の病気血行不良女性特有の症状である生理不順や生理痛などです。
低体温はダイエット以前の問題になりかねないので、早急の対処が必要になります。
まずは低体温の原因を知る必要があります。
主な原因は、自律神経の乱れ生活習慣の乱れホルモンバランスの乱れなどです。
自律神経を簡単に説明すると、交感神経と副交感神経というのがあります。
前者は緊張状態になると働き、後者はリラックス状態になると働きます。
生命活動に対して、自律神経は様々な影響を与えているということです。
生活習慣の乱れを具体的に説明すると、不規則な食生活や運動不足などが挙げられます。
生活習慣の乱れはダイエットに限らず、生活習慣病など様々な病気を誘発する可能性があります。
ホルモンバランスが乱れる可能性があるのは、女性だけでなく男性も一緒です。
体温を上げてダイエット!体温が低い原因に心当たりがあれば、まずは改善することから始めましょう。
加えて、改善しながら体温を上昇させる必要があります。
体温を上昇させて、基礎代謝UPをどのように導くか、その方法を下記に挙げて、詳しく解説していきます。
生活習慣を整える生活習慣関連の記事が多く書かれているので簡潔に説明しますが、生活習慣を整えることで、体温を健康に適した温度に上昇させることが可能です。
栄養バランスの取れた食生活と、適度な運動を行うことが重要です。
参考⇒バランスの良い食事はダイエットに効果的?【おすすめメニューは】有酸素運動を行う苦にならない有酸素運動といえばウォーキングです。
参考⇒ウォーキング効果で-9kgのダイエットに成功した体験談ウォーキングを30分間行うことで、体温の上昇と脂肪燃焼を効率的に行えるだけでなく、血液循環の機能を向上させることに期待が持てます。
ウォーキングに慣れてきたら、ジョギングを行うとよいでしょう。
血液を循環させる有酸素運動にも触れましたが、血流を循環させるだけでも、体温を上昇させることが可能です。
まず知ってほしいのは、血液の役目です。
血液の役目とは、細胞を含む体の隅々にまで酸素と栄養を届け、体の中に蓄積されている二酸化炭素と老廃物を回収します。
血管が詰まって、血液が行き滞ると最悪、脳卒中や心筋梗塞などが現れて命を落としかねません。
血液を循環させるということは、ダイエットだけでなく、様々な病気を予防につながるということです。
どのようにして血流を循環させるのかというと、ウォーキングです。
なぜなのかというと、ウォーキングは歩く、足を動かす、その足がポンプとなって血液を上に押し上げる、というサイクルになるからです。
心臓は血液を循環させるポンプですが、足の筋肉であるふくらはぎも、血液循環を行うポンプの役割を持ちます。
重力の影響で、下半身に集中している血液が上に行くのが困難ですが、足を動かすことで、血液を押し上げることが可能になります。
スクワットでも効果的です。
参考⇒スクワットダイエットの正しいやり方は?【成功する回数と期間は】筋肉をつける筋肉をつけることで基礎代謝UPだけでなく体温上昇にもつながります。
筋肉をつける方法は筋トレで、お金をかけずに筋トレしたいという人は自重トレーニングがおすすめです。
自重トレーニングは主に、腹筋、背筋、腕立て伏せなどです。
参考⇒腹筋ダイエットで6つに割る!【効果的な回数と下腹対策は?】加えて、プランクなど体幹トレーニングを取り入れると、より効果的になるでしょう。
ストレッチやリンパマッサージを行う基礎体温を上げる方法のひとつですが、血流改善に効果が期待できるという方法です。
注目すべきポイントはリンパマッサージです。
リンパは、老廃物を体の外に排出し、免疫機能を高めるという役割を持っています。
美容エステサロンなどで、リンパマッサージのコースをほとんど見かけますが、リンパマッサージを行うことで、ダイエットだけでなく、美容にも効果が期待できます。
血液とリンパ液が正常に循環していれば、基礎体温が上昇するだけでも、健康維持にも期待できるということです。
お風呂に入る湯船に体を浸かることで、1日の疲れを回復させるだけでなく、体の芯まで温めることができます。
参考⇒お風呂でダイエット!その効果は?【お腹スッキリで脚やせも】中にはシャワーだけで済ませる人もいますが、それでは表面しか温めることができません。
入浴剤を入れることで、気持ちよくリフレッシュできるでしょう。
しかし、注意してほしいのは、体を温める入浴方法があることです。
まずは入浴前に水を1杯飲みます。
お風呂に入ると汗が大量に流れ、体の水分が失います。
体の水分が失われると、血液がドロドロ状態になり、血行不良になるだけでなく、血圧が上昇します。
これらを予防するために、水を1杯飲む必要があるということです。
冷たい水ではなく、常温の水がおすすめです。
お湯の温度は38~40度に設定します。
入浴直前に体を洗うのはマナーでもあるのですが、体の熱さになれるという効果もあります。
次は湯船に入って浸かるのですが、注目してほしいのは、全身浴と半身浴はどっちがいいのかについてです。
全身浴は脂肪燃焼に期待できますが、心臓に負担がかかるというデメリットがあるので、高齢者や体力が低下している人には向いていません。
一方、半身浴は、心臓に負担がかからないうえに体の芯にまで温めることができます。
下半身に水圧がかかっているので、血液が循環しやすくなります。
参考⇒半身浴ダイエットの効果的な時間は?【消費カロリーは意外と少ない!】体の芯を温めるのに15分程度されています。
長風呂は肌荒れになる可能性があるので、長くて20分で湯船から出るようにしましょう。
良質な睡眠を取る具体的に説明すると、決められた時間帯で規則正しく寝るということです。
なぜかというと、体の疲れを取り、たまったストレスを解消するからです。
寝る前に入浴を済ませて、ストレッチやマッサージを行って血行を良くすることで、大きな効果を期待できます。
その効果を発揮するためには、7~8時間の睡眠を取ることが理想とされています。
生姜を摂る体を温める食べ物は色々ありますが、その中でもおすすめなのが、生姜(しょうが)です。
参考⇒生姜ダイエットはレンチンがおすすめ?【乾燥やチューブでもOK!】生姜は、血流を良くして体を温める作用があります。
しかし、重要なのは、生姜の調理法です。
手軽にできる生姜のレシピは「生姜湯」です。
まずは生姜1欠をすりおろし、すりおろした生姜と水100mlを鍋に入れます。
沸騰する程度に煮た後、紅茶やお茶に使われるコップに移し、さらにハチミツ小さじ1/2とレモン汁少々を入れたら、生姜湯が完成です。
ちなみに、寝る前に飲むのではなく、朝飲んだほうが適切とされています。
朝起きたとき、体温が低い状態にあるからです。
その他は?体を温める方法は他にもあります。
例えば、ペットボトル(ホット専用)にお湯を入れて、ツボに当てる「ペットボトル温灸」です。
手足の冷えなどに効果を発揮するとされているので、普段から冷えに悩んでいる人はおすすめです。
基礎体温を上げるのに注意点がある基礎体温の上昇は、風邪やインフルエンザなどの病気を除いて、メリットがあると説明しましたが、注意点がいくつかあります。
その注意点をいくつか挙げて、解説していきます。
冷たい飲み物を飲まない冷たい飲み物は体温を下げる要因になるので、なるべく避けるようにしましょう。
アイスなど冷たい食べ物も例外ではありません。
体を冷やすと、内蔵の機能を低下させ、基礎代謝の低下につながるからです。
場合によっては、消化不良が起こりかねません。
飲み物と食べ物を摂るときは、常温もしくは温かいものがおすすめです。
食品添加物の多い食べ物は避ける食品添加物は血液を汚し、ダイエットの失敗に導くと言われているので、食品添加物が豊富に含まれる食べ物はできるだけ避けるようにします。
食品添加物は主に、保存料甘味料着色料香料などが挙げられ、食品を加工と保存するときに使われます。
その他に、レトルト食品や加工食品もできるだけ避けるようにしましょう。
靴下を寝るときに履かない寒さ対策に靴下を履くのは問題ありませんが、寝るときに履かないほうがいいでしょう。
なぜなら、靴下を履くことで体温調節ができなくなるからです。
それだけにとどまらず、靴下の中が蒸れる状態となり、その蒸れが体の温度を外に逃がすことにもつながります。
靴下自体が体温そのものを奪う結果になりかねないので、寝るときは素足の状態にする必要があるということです。
食べ過ぎはよくない体温を上昇させ、基礎代謝が向上したからといって、食事制限を疎かにしてはなりません。
ダイエット期間中の食事は腹八分目に抑えるのが基本ですが、カロリー計算にも注視する必要があります。
参考⇒腹八分目ダイエットを成功させるコツは?【一ヶ月が効果的!】生活活動代謝にも注目する一言で説明するなら、生活活動代謝にあります。
生活活動代謝とは、運動を含めた日常的な動作に使われるエネルギーです。
例えるなら、炊事、掃除、洗濯を行うときに消費されるエネルギーを意味します。
体温を上げてダイエット成功に導く?【健康的な体も手に入る!】のまとめ体温を上昇させるといっても、ダイエットの基本に則っているだけに過ぎませんが、実はこれが重要です。
ダイエットを始めるうえで欠かせないのが、体温を上昇させて、自分自身の体を痩せやすい体にすることです。
痩せやすい体はダイエット成功に導き、健康的な体を手に入れることを意味します。