【野呂佳代、ダイエット外来に行く】“痩せない3か条”「品がない」「素直じゃない」「物を大切にしない」に納得!?

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「引き締まったグラマラスなボディを手に入れたい!」――タレントの野呂佳代さん(35歳)が、そんな目標を掲げて、カリスマダイエット専門医に相談。

ダイエット成功率99.2%を誇る「工藤内科」の工藤孝文さんは、彼女のダイエット事情をどうジャッジするのか。

第1回目、第2回目に続いて、第3回目となる今回の相談内容は「ダイエットして、きれいな大人の女性になるにはどうしたらいいのか?」。

野呂ちゃんが思わずうなずいた意外な方法とは――。

* * *工藤:野呂さんは、35歳という年齢を節目に、大人の女性として痩せて美しくなりたいということでしたよね。

それなら、外見というよりは、むしろ、人間性を磨かかないと、美しくはなれません。

たとえば、品のある大人の女性は太ってないと思いませんか?野呂:なんとなく感じてました。

素敵だな、って思わせる女性は、スマートで立ち姿や所作が美しい。

工藤:そうなんです。

野呂:最近、すごく感じてます。

きちんと生きてる人って、みんな痩せてるんですよね。

私は、今まで10代の子が着るような服が好きで着てたんですけど、さすがに、35歳で、でっかいトレーナー着て、ショートパンツはいて、イェーイ!みたいなのは、ちょっとイタイ…(汗)。

変わらなきゃ、って気持ちが、ようやく年齢に追いついてきたみたいです。

そう思ってからは、まず、ベタ靴をやめて、ヒールを履くようにしました。

工藤:そういうことなんですよ。

洋服を変える、靴を変える。

目に見える変化だと思いがちですが、実は、そうしようと思う内面に変化が起きていて、小さな変化の積み重ねが、人間性を引き上げてくれるんです。

野呂:心が変わると、行動も変わりますよね。

行動が変われば、外見もついてくるのかも。

「患者さんにアドバイスしている3つのこと」工藤:ぼくは、大人の女性がキレイになるために、患者さんには3つのアドバイスをしています。

【1】上品であること、【2】素直な心を持つこと、【3】物を大切にすること。

この3つを満たせば、内面が磨かれて美しくなる上に、痩せられます。

食べるか食べないか、ということだけではないんです。

野呂:その3つのアドバイス、腑に落ちる! 私が思うのは、きちんとした人と結婚する人って、みんな痩せてる。

なかには、そうじゃない人もいるけど、私はそういう認識。

だから、私も結婚前だし、きちんとした女性になんなきゃ、ってのはあります。

工藤:ぼくもメチャクチャやったんです。

若い頃は。

野呂:そんな感じします!(笑い)工藤:えっ! 即答ですか⁉(笑い) 今より、25kg太ってて92kgあったんですもん。

野呂:そうでした。

25kgも太ってたら、きちんとした大人じゃないですよ。

今は、折り目正しい感じです。

工藤:ありがとうございます。

3つのアドバイスですが、(工藤さんの著書『痩せグセの法則』を見せながら)この感じ、わかるでしょ。

上品な人って、“わっはっははははー”なんて、大口開けて笑わない。

野呂:この感じ、すごいわかる。

痛いほどわかります。

「これまでのダイエット法とはまるで違う!」工藤:太り始めると、化粧や外見に無頓着になる。

そんな姿を他人に見せたくないから、外出も億劫になって、次第に生活までだらしなくなる。

そうなると、素敵な女性にはほど遠い。

次に、素直な人は、他人の意見も正面から受け止め、実行するので、痩せるスピードも早い。

逆に、あれこれ言い訳ばっかりするような人は、何をアドバイスしても、シャットアウト状態なので痩せません。

最後に、食べ物を粗末にする人もNG。

お腹が空いてないのに食べる、安いからというだけで買いだめする。

いずれも、食べ物の浪費です。

野呂:自分が感じていたことを、専門の先生に改めて言われて、やっぱりそうなんだ、って確信できました。

これまでのダイエット法とは、まるで違う考え方だけど、かなり納得できます。

納得できたのは、私が、これまでずっとダイエットのこと考え続けてきたから。

たぶん、理解できない人もいると思いますよ。

ダイエットとは直接関係ないですし。

でも、3つのアドバイスを実行したら、ダイエットが加速しそうな気がするので、今日から早速、取り入れます。

工藤:そう。

“素直”はダイエットの近道です。

上品であったり、物を大切にするっていうのは、本質なんです。

食事制限などのダイエットで、体重は減ったとしても、人間性までは変えられない。

もちろん、挫折しながらも、あきらめることなく、目標を1つずつクリアして達成する人は、人間性も変わってきますよ。

自分の内面と闘ってるわけですから。

実は、ダイエットって人の成長なんですよ。

野呂:“ダイエットは人の成長”、深い言葉ですね。

「食習慣を変えるには66日かかります」工藤:食習慣を変えるのって、66日かかるんですよ。

21日間で変わるっていう先生もいますが。

でも、66日間食習慣を変えたら、人間が変わります。

わかりやすく言うと、友達が全部入れ替わったり…。

野呂:あっ、そっか。

わかる気がする。

工藤:わかります? 飲み会をずーっと断ってたら、誘われなくなるんです。

代わりに、健康への意識が高い友達ばっかりになったりね。

友達が全部入れ変わった患者さんも、少なくないですよ。

野呂:婚活とかも同じですよね。

独身同士で集まってばかりいると、もうダメなんですよ。

1人も自由で楽しいよね、的な感じになって、結婚が遠のいちゃう。

私も、最近そういうのがやっとわかるようになってきて。

工藤:悪い意味じゃなく、自分を変えたい時は、仲間も選んだ方がいいのかもしれません。

野呂:楽しく遊ぶ時はいいんですけどね。

昔からの友達も大事だけど、自分をレベルアップさせるなら、厳しいことを言ってくれたり、背中を押してくれたり、本当のことを言ってくれる友達も大事かなと思います。

工藤:特に、女性に多いんですが…。

ダイエットに成功し始めると、ビックリするほどねたまれます。

頑張って痩せて喜んでる人に、“痩せたけど、しわが増えたよね~。

ちょっと痩せすぎなんじゃないの~”とか邪魔してくる人がいるんですよ。

野呂:確かにいますよね。

工藤:人をねたんだり、素直に喜んであげられない時点で、ダメでしょ。

野呂:品がないってことですね。

でも、私も邪魔してたかも。

私としては、本当に心配してたんですよ。

毎日、毎日、ヨーグルト凍らせて、カリカリカリカリかじってる子がいたんですよ。

痩せたくて。

工藤:ヨーグルト凍らせてかじるって、すごいですね。

「ときには友人を断ち切る勇気も必要」野呂:アイドルだとそういう子ばっかりで。

みんな食べないし。

その子は、毎日、“くそッ!”って言いながら、”ヨーグルト氷“をひたすらかじってた。

本当に心配になって、“やめな!”って言ってたけど、その子からしたら、めちゃくちゃ余計なお世話だったかも。

見事に痩せたましたから。

秋元才加なんですけどね。

工藤:成長していく中で、“この人は友達じゃないな”、と感じる瞬間があります。

たとえば、仲間で食事してるときに、ダイエットしてることをわかってて、やたらと、“食べなよ、食べなよ!”ってすすめてくる人とか。

みんなの前で断りづらいのを承知で、やってますよね。

自分を変えようとするのは、けっこう大変なんです。

環境も変えなくちゃいけないわけですから。

それでも、変わる意志があるなら、ときには、友人を断ち切る勇気も必要だと、ぼくは思いますね。

野呂:一緒にダイエットをやってるのに、邪魔してきたりする場合もありますよね。

女性としての意識が高い人に多いかな~。

自分も痩せてるのに、他人がキレイになるのは許せない、みたいな。

でも、私、けっこう、そういう人に、友達になろうよ、って言い寄られるんです。

気をつけなきゃいけないですね。

工藤:そうですね。

ダイエットって、人間の本質を浮き彫りにしますから、奥が深いんですよ。

野呂:さっきも言いましたが、ダイエットが成長のためのもの、っていうのは、すごくいいです。

それに尽きます!工藤:野呂さんは、本当に素直だし、自然体で素敵だと思いますよ。

「体重の増減ではなく、見た目を引き締めたい」野呂:そういう風に言ってくれる人が、本当に少なくて…、今日は気分がいいです。

工藤:ぼく、わかるんですよ。

無理して痩せてる人もいますから。

そういう患者さんばっかり診てきたから。

だから、ダイエットにがんじがらめにされるのではなく、生活の中に上手に取り入れて、自然体で続けてもらいたい。

その方が、メンタル面も安定します。

野呂さんが目指してるのは、体重を減らすってことじゃないでしょ?野呂:ぜんぜん違います。

体重に焦点を当てたダイエットをしてる人はいっぱいいますが、私には、数字の増減は意味がない。

見た目に引き締まればいいんです。

テレビに出ても、絶対に体重だけは言いたくない。

変なこだわりかもしれませんが、隠したい部分があってもいいと思うんです。

工藤:どういう心理で言いたくないんですか?野呂:今まで、いろんな無理をして、テレビなどでも、散々プライベートを見せてきました。

ほんとは、ブログも好きじゃないし、嫌なんです。

家にテレビの取材が来て、家の中まで見せるのも、仕事だからやる。

見えるものは全部見せてるのに、なんで、目に見えない内臓や体の重さまで他人に言わなきゃいけないんだろう? “体重を言えば、視聴者ももっと親近感を持ってくれて、好感度も上がるよ!”って言われれば、確かにそうかもしれません。

でも、テレビって憧れの世界だから、すべての事実を明らかにする必要なんてないのかなって。

工藤:確かに…。

野呂さんのポリシーなんですね。

野呂:痩せたら、“痩せたね”って言ってくれるだけでOK! “きれいになったね”“服も似合うようになったね” “ブラボー!”。

褒め言葉は、ありがたくいただきます。

でも、わざわざテレビで体重を公表して、視聴者に、“野呂ちゃんも私と同じだ!!”みたいな共感をもらいたいとは思わないんです。

工藤:ぼくも賛成ですね。

野呂:でも、今の時代は共感できることがすべてだから…。

工藤:“いいね!”ですよね。

ぼくは、変わった自分を、あえて他人に共感してもらう必要はないと思ってます。

自分が納得できれば、それでいいんです。

野呂:私も同感です。

タレント:野呂佳代のろ・かよ。

タレント。

1983年10月28日生まれ、東京都出身。

2006年から2010年まで「AKB48」2期メンバーとして活躍後、2012年まで「SDN48」に在籍し2010年にはキャプテンに就任。

タレントとして『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)で大ブレイクし、女優、声優として活躍の幅を広げる。

現在放送中のドラマ『こんな未来は聞いてない!!』(FODで配信中)では、未来からやってきた30歳の佳代役を演じている。

医師:工藤孝文くどう・たかふみ。

福岡大学医学部卒業後、アイルランド、オーストラリアへ留学。

帰国後、大学病院、地域の基幹病院を経て、現在は、福岡県みやま市の工藤内科で地域医療を行っている。

ダイエット外来・糖尿病内科・漢方治療を専門とし、『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)減量外来ドクター、『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)漢方治療評論家・肥満治療評論家など、メディア出演多数。

日本内科学会、日本糖尿病学会、日本東洋医学会、日本肥満学会、日本抗加齢医学会、日本女性医学学会、日本高血圧学会、日本甲状腺学会、小児慢性疾病指定医。

著書『たった7秒で座るだけダイエット』(晋遊舎)が発売中。

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