医師が実践するアベノマスクの活用法!「耳が痛い」の解消法も紹介

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いまだに多くの家庭に届いていないというアベノマスク。

せっかく届いた家庭でも、「使い勝手が悪くて」と置きっぱなしにしている人も多いのでは?日本で一番のアベノマスク愛用者、安倍首相(写真/時事通信社)そんなアベノマスクだが、意外な使い方があるという。

赤須医院女性専門皮膚科クリニック院長で皮膚科医の赤須玲子さんが、アベノマスクのメリットとデメリット、そして意外な活用法を教えてくれた。

→マスクによる熱中症対策はコチラ→マスクによる日焼け対策はコチラ→マスクによる肌荒れ対策はコチラ【目次】アベノマスクのメリット・デメリットとはアベノマスクを「マスクの内側」として活用ゴム紐による耳の痛みを解消する裏技アベノマスクの洗い方アベノマスクのメリット・デメリットとは「アベノマスクは夏に使うには、通気性はいいですが、厚みがある分、暑苦しさは否めません。

また、花粉や細菌、ウイルスに対するフィルター効果も低い。

さらに、サイズが小さめで耳にかける部分がキツめ。

1回洗うと縮んでしまい、シワシワが目立ってしまいます」◆不織布マスクよりも肌に優しいそうデメリットをあげる赤須さんだが、メリットがないわけではないという。

「冬は重宝しますね。

アベノマスクは布が重ねて作られているため保湿効果が高く、冬には最適です。

また、天然繊維でできていますので、不織布マスクに比べ毛羽立ちがなく肌に優しい。

そのため、洗って繰り返し使っても、マスクによるかぶれやかゆみ、アレルギーを起こしにくい利点もあります」アベノマスクを「マスクの内側」として活用こうしたメリットとデメリットを踏まえ、赤須さんはこんな使い方をしている。

「仕事中は、外側に不織布マスクを着け、内側に、ゴム部分を切り捨てたアベノマスクを入れています」◆保湿効果&肌荒れ予防にも屋外では二重マスクだと暑いため、不織布マスクのみにしているというが、冷房が効いた室内なら、アベノマスクの存在価値が高くなると言う。

アベノマスクを内側に入れることで口元が保湿され、さらに不織布マスクと肌の摩擦も防ぐ“肌当たりの柔らかいクッション”になってくれる。

肌荒れ予防にもなるという。

ゴム紐による耳の痛みを解消する裏技一方、アベノマスクを単体で使う場合、ゴムが耳にこすれてヒリヒリする使いづらさが問題になってくる。

どう解消したらよいか。

「マスクを着ける前に、市販の白色ワセリンを、ゴムをひっかける耳周りに塗っておくと、ゴム紐の滑りが滑らかになり、摩擦によるヒリヒリした痛みを防ぐことができます。

白色ワセリンは、いわゆるソフトワセリンより厚みがあり、皮膚をガードしてくれます。

耳とゴムの間にクッションのような役割ですね。

かぶれにくいのも特徴です」◆ソフトワセリンではなく白色ワセリンを特に夏は、ソフトワセリンを高温な室内に置いておくと溶けやすいため、白色ワセリンを使うことをおすすめする。

なお、アベノマスクは「洗うと縮む」と言われるが、内側に入れて使うなら、多少シワがあっても洗って使い続けることができそうだ。

アベノマスクの洗い方では、アベノマスクはどう洗うとよいか。

赤須さんがすすめるのは、漂白剤を使った洗浄法。

「布マスク全般に共通しますが、洗うときは、中性洗剤より漂白剤の方がおすすめです。

漂白剤はファンデーションなどの汚れが落ちやすいのはもちろん、滅菌作用があるからです。

洗う際は、洗濯機に入れると縮むので、必ず手洗いを。

まず、容器に3リットル程度の水を入れ、小さじ1杯くらいの漂白剤を入れます。

洗濯用の漂白剤以外にも、台所用の漂白剤でもOKです。

そこにマスクを約10分間漬け込み、水洗いで漂白剤をしっかり落とし絞らずに干します。

タオルでマスクを挟んで両側からパンパン叩くと、絞らなくてもある程度の水分は取れます。

こうすることで、型崩れが防げます。

ただ、私はアベノマスクは絞らなくてもシワシワになってしまいましたが…」◆不織布マスクでも洗って再利用できる一方、不織布でできた使い捨てマスクも、洗えないことはないという。

「同じ方法で洗って、絞らずに干しておくと、それなりに形状はキープされます。

不織布マスクは洗うことでウイルス防御機能は多少落ちるかもしれませんが、マスクをしているだけでも感染はある程度防げます」一時期より手にはいりやすくなったマスクだが、今あるマスクを無駄にせず有効活用して感染対策につとめたい。

この人に聞きました:皮膚科医・赤須玲子さん赤須医院女性専門皮膚科クリニック院長。

皮膚科専門医、医学博士、美容皮膚科学会会員、米国皮膚病理認定医。

山梨大学皮膚科教室に11年在職中、1989年より2年間トロント大学(カナダ)病理学教室にリサーチフェローとして勤務。

1998年に女性のための美容皮膚科を六本木に開設し現在に至る。

日本で最初にレーザー脱毛治療を施術した医師で、確かな臨床経験と美容に精通したきめ細やかな診療に定評があり、テレビ出演や講演なども多数。

著書に『2週間でつるつる美肌になる本』、『赤ちゃん肌に変わる顔そりスキンケア』(ともにマキノ出版)がある。

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